【京都】
京都市東山区本町の
臨済宗大本山
東福寺
令和2年9月から修理中だった大涅槃図が
このたび完成し
毎年3月14～16日までの
涅槃会で大涅槃図を掛けるのとは別に
大涅槃図修理完成特別公開が
開催されています。
期間が長いので拝観する絶好の機会です。
【東福寺 特別御朱印】
(書置きのみ)「東福寺伽藍図縁起」の図巻きから
冒頭に描かれている
伽藍の一部が特別御朱印になっています。
東福寺が建立された当時の佛殿に
約15メートルの本尊釈迦如来を安置したので
「大佛寶殿」と名づけられています。
東京国立博物館でも
令和5年3月7日～ 5月7日まで特別御朱印がいただけます
【期 間】
春季 4月15日～5月7日
秋季 11月11日～12月3日 予定
【時 間】9時30分～16時30分
（入場は16時まで）
【受付場所】東福寺 法堂
明兆筆大涅槃図は
京都三大涅槃図のひとつで
3月15日の涅槃会の供養にご本尊
として掛けられるもの。
1408年
明兆57歳の時の制作で
製作中に一匹の猫がよく遊びに来たので
図中に猫を書き入れた
と伝えられています。
東福寺は
摂政九條道家が奈良の最大の寺院 東大寺
奈良で最も盛大を極めた
興福寺になぞらえ「東」と「福」の字を取った
京都最大の大伽藍を造営した
京都屈指の紅葉の名所の禅宗寺院。
南北朝時代には京都五山の第四に列し
本山東福寺とその塔頭には
禅宗文化を物語る多くの文化財が伝わり
国指定を受けている文化財は
本山東福寺・塔頭合わせ
国宝7件・重要文化財98件の合計105件。
そのうち東福寺所属の絵仏師
吉山明兆は禅宗画を数多く描いています。
【南庭】
東には仙人の住む島に見立てた巨石
西には京都五山になぞれえた苔がある
南庭
【北庭】
大市松模様の庭とも言われる
【西庭】
【東庭】
北斗七星を表す石が埋め込まれています
東福寺には25の塔頭寺院があります
東福寺
大本山東福寺
東福寺塔頭 光明院
東福寺塔頭 正覚庵
東福寺搭頭 一華院
東福寺搭頭 天得院・芬陀院
東福寺塔頭 勝林寺
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