【三重】
三重県桑名市下深谷部の
飛鳥寺
霊鳥が華瓶を咥え飛来した事から
名づけられた飛鳥寺。
新たに
霊鳥がデザインされた
ステキな【御朱印】がいただけます
※見開き版・通常版の2種類
ご不在の場合もあるので
ご希望の方は
事前連絡いただけると幸い
との事。
【山 号】雨尾山
【寺 号】飛鳥寺
【御本尊】十一面観世音菩薩
【霊 場】
伊勢西国三十三所観音霊場
32番札所
794年
大和国 生駒山周辺より
黄金の十一面観音の持ち物である
華瓶を喰えた霊鳥が
現在地より2km山中の坊ケ谷に
飛びおりて仏法を説かれ
その噂を聞きつけた
弘法大師・空海がおこしになると
霊鳥が十一面観音に変身され
それを見た弘法大師は
一刀三礼して
等身大の御尊像を刻み草庵に安置。
霊鳥が飛来した寺という事で
飛鳥寺(ひちょうじ)と
名付けられました。
その後、寺は栄えましたが
1571年
織田信長の伊勢長島の一向一揆攻略で
全山灰燼に帰し
小堂一宇を残すのみとなりました。
1635年
桑名藩主の松平定綱公が
飛鳥寺に来られ
21日間眼病平癒の祈願されると
21日目の日に
観音菩薩の花瓶より滴る霊水で
洗眼する夢をみられ
眼病が治り
定綱公は御礼に供料田を寄進し
その後は
年々の祈願料を寄進されました。
1702年
桑名藩士の南条三太左衛門宗親が
兵庫県で
地蔵菩薩の像を手に入れ
お祀りする場所を探していた時に
飛鳥寺に来られ
焼け残った十一面観音の首を発見。
京都より仏師を招き
十一面観音像を修復し本堂を再建して
安置し
地蔵菩薩像は
地蔵堂を建ててお祀りました。
1869年、参詣に不便との事で
本堂及び地蔵堂を
山ノ城城跡の現在地に移転。
山号は止雨のみならず
雨壷という古い陶器の壷があり
これに水を滴らすと
忽ちに降雨したので
雨尾山と呼ばれる様になりました。
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