【オススメ】「アドミュージアム東京」リニューアルオープン! | 小栗さくら公式ブログ「諸行無常の日々」

【オススメ】「アドミュージアム東京」リニューアルオープン!

ツイッターやインスタでは、すでにお知らせしていましたが、先日「アドミュージアム東京」のリニューアルオープン内覧会に招待していただきました爆笑

{51C96350-5332-4A4D-89DF-60AC79079657}

常設展では、江戸時代から現代までの「広告」を6つの時代に分けて展示されていました☆

{F6E75B27-366D-4190-AFC1-21E236ECC6D4}

例えば写真右上の越後屋の傘☆
当時はお客さんに傘を貸す代わりに、お客さん自身に広告塔になってもらうという合理的なものウインク

現代に例えるなら、購入した商品を入れた袋にロゴが入ってるから、お客さんは歩くだけでお店の宣伝をしている…みたいなものでしょうか(ฅ'ω'ฅ)

{B39CAEF8-E538-45EF-B023-ED14925CEEA4}

タッチパネル式の展示もたくさんありますウインク

これは「仙女香」という江戸時代の「粉おしろい」の広告です。
仙女香は、草双紙や錦絵にやたら出てきたらしく、この絵でも団扇の背景に仙女香が描かれています。
ところが江戸庶民は、ただ宣伝してるだけだと鬱陶しがるので、如何に粋に、あるいはさり気なく宣伝するのかも重要だったそうですよニコニコ

現代でも、やたらゴリ押しされると人は引いてしまうので、そのあたりも江戸時代と変わらないですね☆

{B40CEA91-E385-40A7-9E21-1952A482DB53}

写真↑手前にあるのは、タッチパネル式で見られる過去のCMや広告の「コレクションテーブル」!
私が生まれる前のものもあれば、子供の頃見たなぁという懐かしいものもありました(^-^)
日清のカップヌードルのCMマンモス編は子供心によく覚えてます(笑)
このコレクションテーブルでは、こうした広告が2000点ほど自由に見られるんですよ〜!
何度か来ないと、とても見きれないですね照れ

{BA5A118B-A1C7-4E58-AD02-D17B5600A9E2}

現代でも通じるセンスを感じるのが、大正4年の「三越」の広告!
橙色の着物を着た、アールヌーヴォー調の女性の絵がレトロ可愛い〜ラブ
今回見た広告の中で一番印象的でした♪

{409EE9BC-8E80-4BA8-A233-EAFBBF79AFE5}

こちらは大正〜昭和初期の広告!
絵柄がアール・ヌーヴォーからアール・デコへ変わっていっています☆
右側の絵は「SHISEIDO(資生堂)」と書いてありますね爆笑
左上はライオン歯磨とあり、私たちがよく知っているものも登場しています☆
アート感が溢れるカラーですねウインク

ところが。

{7689AF40-E843-478B-AC31-92701EA64DD4}

昭和初期の太平洋戦争で、広告にも変化が…。
カラーは減り、内容も戦争を彷彿とさせるものばかりになっていきます。
{35324ABC-95A8-4609-AB6F-D4F4FB048857}

広告も1つの文化なので、豊かな時代にこそ発展できるということが分かります(`;ω;´)

{3CEA7112-5F72-4BF7-B2B9-8A33504409EC}

こちらは現代編!
私の好きなJR東海「そうだ京都行こう」のポスターもラブ

こうして見ると、江戸時代から現代まで、広告の基本的な発想が変わらないことが分かります!爆笑
でもなかなかそれに特化して見ることはないので、アドミュージアムでこうして時代を追って見ることができて良かったです!
普段意識しないものを考える機会になってとても面白かったので、是非皆さんも行ってみてくださいねウインク
私のように方向音痴でなければ、新橋駅から徒歩4分で着きますよ(笑)

上記の常設展はいつでも見られますニコニコ
また、現在は"「思いつく」を考える展"という特別展も開催していますよ!

{C339DAB3-75E5-4160-963F-427E73DDF0CB}

また、二階のライブラリーも自由に閲覧できます!

{7756ED61-A68A-4316-ABFE-DE25BA036B74}

広告の歴史や、広告に関する本をより詳しく見たい方は是非こちらも!爆笑

アドミュージアムさん、楽しいひと時をありがとうございました!

●アドミュージアム東京HP●

桜小栗さくら桜