【オススメ】「アドミュージアム東京」リニューアルオープン!
ツイッターやインスタでは、すでにお知らせしていましたが、先日「アドミュージアム東京」のリニューアルオープン内覧会に招待していただきました
当時はお客さんに傘を貸す代わりに、お客さん自身に広告塔になってもらうという合理的なもの
現代に例えるなら、購入した商品を入れた袋にロゴが入ってるから、お客さんは歩くだけでお店の宣伝をしている…みたいなものでしょうか(ฅ'ω'ฅ)
これは「仙女香」という江戸時代の「粉おしろい」の広告です。
仙女香は、草双紙や錦絵にやたら出てきたらしく、この絵でも団扇の背景に仙女香が描かれています。
ところが江戸庶民は、ただ宣伝してるだけだと鬱陶しがるので、如何に粋に、あるいはさり気なく宣伝するのかも重要だったそうですよ
現代でも、やたらゴリ押しされると人は引いてしまうので、そのあたりも江戸時代と変わらないですね☆
私が生まれる前のものもあれば、子供の頃見たなぁという懐かしいものもありました(^-^)
日清のカップヌードルのCMマンモス編は子供心によく覚えてます(笑)
このコレクションテーブルでは、こうした広告が2000点ほど自由に見られるんですよ〜!
何度か来ないと、とても見きれないですね
橙色の着物を着た、アールヌーヴォー調の女性の絵がレトロ可愛い〜
今回見た広告の中で一番印象的でした♪
絵柄がアール・ヌーヴォーからアール・デコへ変わっていっています☆
右側の絵は「SHISEIDO(資生堂)」と書いてありますね
左上はライオン歯磨とあり、私たちがよく知っているものも登場しています☆
アート感が溢れるカラーですね
ところが。
カラーは減り、内容も戦争を彷彿とさせるものばかりになっていきます。
私の好きなJR東海「そうだ京都行こう」のポスターも
こうして見ると、江戸時代から現代まで、広告の基本的な発想が変わらないことが分かります!
でもなかなかそれに特化して見ることはないので、アドミュージアムでこうして時代を追って見ることができて良かったです!
普段意識しないものを考える機会になってとても面白かったので、是非皆さんも行ってみてくださいね
私のように方向音痴でなければ、新橋駅から徒歩4分で着きますよ(笑)
上記の常設展はいつでも見られます
また、現在は"「思いつく」を考える展"という特別展も開催していますよ!
アドミュージアムさん、楽しいひと時をありがとうございました!
●アドミュージアム東京HP●
小栗さくら