皆様、おはようございますウインク

先日、クライアント様から「お経を読むと良いことがあるんですか?」と

質問されました。

 

結論としては「はい、めっちゃ良いことが目白押しになりますよ」

こんな答えになりますが、即効性はありません。

 

正直に申しましょう。

 

即効性はありません。

 

そう。

皆様がお求めになるのは、即効性。

明日、宝くじに当たって……とか

明日、運命の人に出会っちゃって……とか

明日……明日……というような、すぐにどうにかなるのか?

ならねーならやらねーぞ?的な爆  笑爆  笑爆  笑

 

千里の道も一歩から的な感じで

やれば必ず良いことが目白押しになる境涯になりますが

やらなければ全然今とは変わらない……といった、あの感じ。

 

ダイエットにも似ていますね。

 

明日、10kgは痩せませんが

気持ち的に明日10kg痩せちゃってーシュッとしちゃってーラブ
と、思って断食をしてみたり、なんとかジュースを飲んでみたりしますね。

 

お気持ち、よくわかります。

はい。

 

不肖・佳真……

現在、そういった即効性を求めることはなくなりました。

なぜなら、仏様のなさり様を体感し、納得できているので

(納得させられた……力づくで……滝汗と表現した方が正しいような気も致します)

何かを求めず、あるがままに、頂戴していると、なぜか

善い方へ進みます。

 

しかも、自分の夢想していたものなど

なんというお粗末さ!!!滝汗滝汗滝汗滝汗

驚くような幸運を見せて下さいますね。

 

こうなるともう、何か遮二無二やろうとはせずに

今、目の前にあることを丁寧にしよう……

みんなに感謝しよう……なんて気になります。

 

数年前の私がこれを読んだら

 

「は?ポーン なにそのキレイごと!」

 

と、思ったことでしょう。

もちろん、すんごい仏様にボ〇られてゲローゲローゲロー

身も心も叩き直され

この世には絶対に敵わない相手がいるということを

思い知らされて……現在があるので

最初から今のような

ありがたい気持ちになんてなっているわけがないのです。

 

で、お経を読むと良いことがあるのか?というコトに関して

お答えいたしますと……

知らぬ間に、良い感じになって、なぜかしら

穏やかに幸せを体感できる……

そんな毎日になれます。

 

そんな聖なる力がお経にはあるのだと断言できます。

 

お経ってすごいんやー!と思ったでしょ?

 

でもね、お経ってね、すごいんですけど

基本……実録シリーズなんですよ。

 

最初の入り部分は、

「誰がどこで誰に向かってこんなことを言いましたぜ!」

という感じになっていることがほとんどで

そのあとは、いかに観音様がすごいか

こんなことをしちゃって、こんなご利益があっちゃって

だから幸せになっちゃうんだよね~みたいな

賛美になります。

 

これを読んだからと言って幸せにはなりません。

 

間違えてはいけません。

大切なのは

お経の活用の仕方なのです。

 

この実録シリーズを

「ふーん。そうなんだ。そういうことがあったのね。リアルな話でね……ふむふむ」と冷静に読んで納得できるのか、ということが大事なのです。

 

そうすると、例えば観音経などを読んでおりますと

ある日突然……

 

「あ!!!!!!!!!これって功徳じゃないの? あ?そういえば先週の〇〇で助かったのって……もしかして……」

 

と、自分の身に起きている観音様のありがたいお働きを

見つけることができるようになるのです。

 

この世はそういった功徳やお働きの顕現(けんげん)に満ち溢れていますが

そこを確認するポイントを知らないがために

「偶然でしょ?」

的な感じで流されていくのです。

 

もうお分かりいただけましたね?

 

 

お経という実録シリーズは

気づくための”ポイント”を教えてくれる

ありがたいありがたい

魂の”ルートマップ”なのですよ。

 

なので、どのような方でも【そのうち】

仏教的に”自分が気づく”という最も大事なポイントを

外さなくなっていくのです。

 

ニャームニャーム言ってて何をいうとるんじゃ?と

訳わかりませんが。

 

いいんです。

 

最初は分からなくていいんです。

 

そのうち、仏様が教えて下さるのです。

 

それまで自然体で、なんとなくニャムニャム唱えておれば

ある日、ヘレン・ケラーのように

「ウ……ウ……ウッ……ウォーラーァァァ!!!」

(ガラスの仮面の・北島マヤのあの熱演をイメージしてください)

と、なります。

 

ほんとです。

 

私が証明です爆  笑爆  笑爆  笑