暖かく春を感じる陽気の中、今回も緊急事態宣言中のため、会食や焼き芋を行わずに主に午前中の活動として実施しました。


皆で現場を確認し作業内容や意図を把握します


土留めの土は斜面を崩さないよう配慮し、平らな場所の堆積土を選んでいます


ガシガシ掘って


雨避けにシートを被せ、出番を待つ掘り上げ土


祠跡地の煉瓦にはどれも日本硝子(株)のイニシャル「NGK」の刻印があり、ガラス工場で使っていたオリジナルの耐火煉瓦であることが分かります。桜ヶ丘緑地の歴史を感じることが出来る、貴重な遺構の一部です。


材の焼き入れチームは焚火と


こちらはバーナーで焼いたもの、芸術作品のような模様になりました


材の炭を落としてから


現場に運んで


杭打ち&土留めを進めます


径路が崩れ落ちないことを目的として、右側は上段から進めています


径路の崩れはなんとか止めることが出来そうです




本日はここまで!要塞のようになってきました・・・


一方、竹林エリアは除伐や


トキワツユクサ(ツユクサ科、外来種)の除草を行った後


防草シート作戦を実施しました


林縁部から侵入し、1~2年で著しく増えてしまったトキワツユクサの範囲分はこの位です、なんとか手前から抑え込めると良いのですが・・・


逆から見たところ、果たして効果は如何に?!


こちらは嬉しくない過去の遺物・・・昔投げ込まれたであろうゴミ達が沢山出てきたので集積しました


朽木から出てきたイッスンムカデ(イッスンムカデ科、一寸百足)


色づいてきたノシラン(キジカクシ科)の実、たわわ過ぎていつも地面に倒れています


樹木の芽吹き一番乗りのニワトコ(レンプクソウ科)の新芽、天ぷらにすると美味しいです


ほわほわなオギ(イネ科、荻)の穂


今回も、皆の協力で多くの作業が同時進行でテキパキと進みました、皆様大変お疲れ様でした!手探りな部分もありますが、様々な作業を体験できる点も活動の魅力の一つです。
急傾斜に囲まれた緑地が出来るだけ崩れないように、より豊かなフィールドとして存続していくことが出来るよう、一歩一歩進めてゆきましょう。