この日は恒例のヨコハマ里山レンジャーズの皆様にお手伝いいただき、崩れた水源の沢の補修のため、土嚢を作成&運搬する作業をメインに実施しました。


自己紹介と準備運動でココロとカラダをほぐします


まず、土嚢の土を採取するエリアのトキワツユクサを除草します


トキワツユクサ(ツユクサ科)は生態系に大きな影響を及ぼす外来種で、根や茎のカケラからも発芽してしまうので、出来るだけ土嚢に入れないように取り除く必要があります


細かく取り、袋詰めにして逸脱を防ぎ、腐葉土になるまで置きます


階段下の壁際も、上から這って降りてきたトキワツユクサの除草を行いました


土を掘って土嚢作り開始!今回は土に還る自然素材の麻の土嚢袋を使用し、環境に配慮したものとなっています(ちょっと高価です)


土を掘っていると、冬眠中?のアズマヒキガエル(ヒキガエル科)や


サワガニ(サワガニ科、オス)が見つかります(こちらは午後の部で見つかったもの)


土嚢作りは土嚢袋を一斗缶にセッティングして


土を入れ


袋の口を縛って


ベテランさんも初心者さんも協力して


運んで


運んで・・・


平坦な場所は一輪車で効率化


中継地点でまた人力に交代!


人海戦術で次々と運びます


力持ちさんは2つ同時にがんばってくれました!@@


肩に担ぐのもアリです


半分ほど?運び、経過記念撮影


足場が滑るので慎重に


本日の成果、土嚢は86袋も作って運ぶことが出来ました!ありがとうございます!


作業後は、水源や今回の補修予定の沢と径路の確認や


お疲れさま会のひととき・・・


朝から焚火部隊が準備してくれた焼き芋は


ほくほくの出来栄えです♪


お土産は採れたてのセリ(セリ科)と


お隣の緑地からユズ(ミカン科、柚子)とゲッケイジュ(クスノキ科、月桂樹)


クレソン(アブラナ科、外来種)も生育期に入り摘み放題です


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午後の部は、土嚢の土を採収した場所では埋もれたU字溝の状態を確認したり


補修に使用する材の皮を剥いて杭を作り


腐食を防ぐために焼きを入れ


沢の補修の杭打ちを進めました


大掛かりな補修なので手探りですが


なんとかここまで進みました


沢の上部の径路から見たところ


全体の様子


雨上がりで水分を含み、より重たい作業となってしまいましたが、おかげ様で86袋もの土嚢を作成&運搬いただくことが出来ました、皆様大変お疲れさまでした、ありがとうございました!この土嚢を使用し、水源の沢の補修を進めて行くことが可能となりました。補修は大掛かりで大変な作業ですが、がんばりましょう!