この日は気持ちの良い秋晴れの中、はざ掛けした稲を降ろし、脱穀から籾摺りまでの作業を行いました


収穫の秋~♪


まず稲から穂の部分を外します


ベテラン勢や


大人も子供も


みんなでやってみよう!


脱穀は割りばしで挟む原始的な手法です


籾摺りは非電化籾擦り機も久しぶりに登場!クルクルとハンドルを回して籾を擦る道具です


お天気で良かった!


穂を外した藁の部分は


ざっくり刻んで


水田の栄養になるように撒いて有効活用します


本日の焚火部隊は


恒例の焼き芋や


焼きマシュマロや


桜ヶ丘緑地の粘土質の土を練った泥団子で焼き物作り(新しい発想!)


材の腐食を防ぐために焼きを入れたりと大忙しです


保全対象のツリフネソウ(ツリフネソウ科)の実は、刺激するとクルンと爆ぜる位に熟してきたので


沢山集めて・・・


種を撒いてくれました(黒い種と、緑色のクルクルは爆ぜた種の鞘の部分です)


外来種トキワツユクサ除草の為の堆肥置き場リセットもはかどりました


籾と同じサイズのマダラスズ(ヒバリモドキ科)


人懐こく作業中にふわりと止まったオオアオイトトンボ(アオイトトンボ科)のオス


コカマキリ(カマキリ科)げっと!


ハラビロカマキリ(カマキリ科)や


オオカマキリ(カマキリ科)も勢ぞろいです


朽木ではゲジ(ムカデの仲間)


イネの藁の中にはイチモンジセセリ(セセリチョウ科)のサナギが見つかります


キボシカミキリ(カミキリムシ科、食草はクワ科)


イヌタデ(タデ科)とセンダングサの仲間(キク科)のカラフルなハーモニー


タイアザミ(キク科)は綺麗ですが、触ると棘が痛いので気をつけて


カナムグラ(アサ科)にはまだ未熟な果実


昨年台風による倒木で日照が変化したエリアでは、ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科、外来種、有毒)や


タケニグサ(ケシ科、外来種、有毒)や


民家から逸脱してきたものか、オキナワスズメウリ(ウリ科)等、植生に明らかな違いが現れています


カキノキ(カキノキ科)の果実を収穫しました


お米が出来るまでの一連の作業を体験学習するという趣旨で、お米の有難みを実感することが出来た一日となりました。皆様大変お疲れ様でした!
今年は5面分なのでかなりの作業量となり、残った分は有志メンバーで持ち帰り脱穀することになりました。皆様よろしくお願いいたします。