今年ももう2月。
早すぎる
このブログを何年も前から読んでくださっている方は既にご存知だろうが、私はビートルズの大ファンである。
私が乳がんに罹患した年の秋にポール・マッカートニー来日が決定した際は、羽田に到着するポールを出迎えるために放射線治療をギリギリの予定で組み、機械の故障で完了延期になると言われた時には、それじゃポール出迎えに間に合わないと無理に土曜日に治療を入れてもらって予定通りに終わらせたくらいに必死で痛々しいほどビートルズが大好きなのである
さて、ここ数年、ビートルズに関しては音楽、映像ともに最新の技術でCDが発売される、映画が公開されるというイベントが目白押しだ。
アルバム発売50周年とかいって、毎年のように高額な特典付きCDセットが発売されてお金を貢がされる状態が続いている。
そもそも昔のバンドなんて今と違って毎年のようにアルバムを発表していたのだから(ミュージシャンだったらそれが当たり前だった)、アルバム発売何周年とかで記念CDを発売し直していたら毎年のようにイベントがやってくる…。
嬉しいけどいい加減にしてほしい…とは、口が裂けても表で言えないビーファンの本音じゃないだろうか
で、今回のイベントは知る人ぞ知るビートルズ最後の映画になったドキュメンタリー「レット・イット・ビー」を再構築した映画「ゲット・バック」の公開である。
これは本来なら2020年に公開予定だったが全世界コロナ禍になってしまったので1年延期され……結局は去年になってようやくDisney+で配信されることとなった。
コロナの収束時期もまだわからないままなので、結局は劇場公開はもうないのかな…と思っていたら、今月に入って最後のルーフトップ・コンサートの部分だけが全世界でIMAXで劇場公開されるといきなり決まった
しかも2月9日から13日までのたった5日間だけだという。
予約日開始時間を待って、まずは初日の9日を抑えた。
最初は1日ごとに3回見られればいいかな~と思っていた。
しかし9日に一度見てしまうともっと見たいという欲望が生まれてきた。
結局、初日の9日と11,12,13日の連休は全部予約してしまった。
どうも延長はなさそうなので、13日は東京と横浜の映画館を掛け持ちで2回見ることにした。
全部で5回。
コロナ禍さえなければ、この2年間でポールは確実に1回は来日してくれていたはずだ。
それが叶わぬ今、これが私にとっての「お祭り」である。
3連休は心残りのないように踊り尽くしたい。