先日、久しぶりに、ご近所の友人と飲み会をしました生ビール
第1子、1歳の頃からの長い付き合いの友人です。
 
第1子が高校3年生となり、進学先も様々です。
 
7人で集まったのですが、
・私立中高一貫校
・私立附属高校
・公立進学校
・県内高専
かなりいろいろな種類の進学先となっています。
 
私が、参加したメンバーの話を聞いて、それぞれの高校について思ったことを、書き留めていきたいと思います。
 

 

大学受験の有無

大学受験するのは、私立中高一貫の3名と、公立進学校の1名(我が家)。
 
私大附属(早慶1名、MARCH1名)と高専1名(5年制なのでまだあと2年ある)は大学受験なしです。
 
大学受験の有無と関係していますが、MARCH附属・高専の子は、アルバイトを始めたそうです。
 
やはり、大学受験がないということは、高校3年間をゆったり過ごせる、そんな印象を受けました。
 
大学附属も高専も、半分大学生のような感じで、彼らは同い年だけど少し大人なような、先を歩いているなと感じました。
 
 

 

進学校もいろいろ

進学校でも、目指すところによっていろいろですが、やはり大学受験に適しているのは私立一貫校ということを、再確認しました。
 
1人の子は、高2でコース選択してからは、国語・英語・生物しかやっていないそうで、受験学年の今年は、英語と生物基礎のみだそうです。
 
国公立大学を志望し、全教科やるにしても、高2まででカリキュラムが終わっているので、やはり一貫校には敵わないよなぁ、と再確認する私でした。
 

 

勉強面における自由度

大学附属・高専は、進級にとてもシビアです。
 
大学附属高は進級はできたとしても、大学に上がるための必要な条件があります。
また、希望の学部は成績順なので、3年間、すべての教科を手を抜かずにきっちりやることが求められると感じました。
 
高専は、必須教科で赤点があると進級できないそうで、毎年クラスに2~4名は留年になるのだとか。
出席番号には、入学年度が入っているので、留年が誰であるかは明確なのだそうです。
 
 
一方、進学校は、進級にはシビアな感じはしません。
 
しかしながら、これは親子の性格にもよるところですが、推薦での受験は考えていなくても、学校のことはすべてきっちりやりたい、良い評定が欲しいと思うと、全て頑張らなければならず、なかなか大変そうです。
 
また、どうしても、私立高校となると、進学面において、何かしらの学校の思惑が絡んでくると感じます。
 
やはり、私立は放っておいても生徒が勝手に実績を出すようなレベルの学校以外は、生徒の希望を汲みつつ、いかに学校の進学実績を上げていくかという点も重要になるからでしょう。
 
 
ちなみに、公立進学校は、出席さえしておけば、進級や卒業に問題はないように思います。
 
学校は国公立大学推しで、指定校推薦もすすめませんが、みんな気にせず、指定校推薦もいいとこは取っていくし、わりと自由にやっている感じがします。
 
公立の先生は、結局、公務員なので、良くも悪くも、そこまで必死にどうこうしようというのはないのかもしれません。
 
おかげでナルトも、高校は卒業できればよし!で、好きに勉強を進めることができています。
 

 

部活とか行事とか

部活は入る部活にもよりますが、一般的な運動部や、吹奏楽部のようなハードな文化部を想定すると、大学附属高と公立高校は、強い弱いに関わらず、週6デフォルトでハードだと思います。
 
私立進学校、高専は運動部でも週2~4と、ソフトな感じです。
また、私立進学校は引退も早いです。
 
 
行事に関しては、公立高校が突出して盛んだと思います。
高3の夏休み以降でも、文化祭や体育祭を3年生中心にやる学校がかなりあります。
 
 
私立進学校では、文化祭が秋にあると、3年生は何もしない、しても下の学年の手伝いのみ、だそうです。
女子高だからか? 体育祭がない学校もありました。
 
 
公立高校組がやたら忙しいのも、部活・行事によるところが大きそうです。
 
 
 
そんなわけで、中学時代は、地元公立中か私立中か、という違いだけだったのが、高校に進学すると、いろいろあるなぁと感じました。
 
あくまで、友人の子たちの進学先について感じたことですので、例えば、大学附属と大きく括りはしましたが、突き詰めると「学校によって違う」ということにはなります。
 
 
卒業まで半年を切りました。
この学校で良かった、と笑って卒業できたらなと、願って止みません。