この記事は、6月17日木曜日にアップした物です。
読者の皆様にお知らせです。
私達、さくらの里山科では、社会福祉法人としての社会貢献活動の一環として、
オンラインフォーラムを開催しました。
今週から配信開始です。
このQRコードから入れます。
URLは下記になります。
(https://www.yasashii-shakai.com)
「認知症の高齢者と保護犬の支え合い」がテーマです。
認知症に関する啓発活動をしているNPO法人ハート・リング運動さんと、
私達が色々お世話になっている動物愛護団体ちばわんさんとの共同開催です。
内容は、認知症とペットの関わる動画と、各分野の専門家による講演です。
その目玉となるのが、一番最初にある動画
「スウェーデン介護施設におけるセラピー犬オテロの活躍」
です。
実は、この動画は、ある高貴な方からのご紹介です。
お名前をあげることは許されないのですが、その方から、スウェーデンの介護施設の関係者を直接ご紹介頂いたのが、フォーラムを行うきっかけとなりました。
この動画だけでも見る価値はあると思います。
そして、もう一つの目玉が、さくらの里山科の本「看取り犬・文福」(宝島社)の朗読です。
本の中の最初のエピソード「看取り犬・文福 ~奇跡の保護犬~」を
声優の人が朗読してくれたんです。
私達としては、この朗読こそが、フォーラムのメインイベントですね。
「看取り犬・文福」を読んで下さった読者さんは多いと思うのですが、
あの感動的な話が、プロの声優によって朗読されるのを聞くと、胸に迫るものがありますよ。
この朗読だけでもぜひ見て頂きたいです。
3つめの目玉企画が、ちばわんの代表の扇田佳代さんと、
かつて、さくらの里山科でも撮影された映画「犬に名前をつける日」の山田あかね監督の対談です。
これも見ものですよ。
そして、講演です。
最初に講演されているのは、さくらの里山科にも何回も来て下さっている、
横浜国立大学の安野舞子准教授です。
安野先生は、施設長に「看取り犬・文福」を執筆するよう勧めて下さった人です。
そして、認知症研究の権威である東京慈恵会医科大の繁田雅弘教授、
アニマルセラピーを行っている医師の第一人者、細田診療所の酒井忠和先生
アニマルセラピーに取り組む獣医師として大変有名な、赤坂動物病院名誉院長の柴内裕子先生
共催しているハート・リング運動の監事である歯科医師の青嶋美紀先生
と、著名な専門家の先生の講演が続きます。
一応、うちの施設長も講演しています。
最後には、特別寄稿として、曽我成彦先生が、末期の肺がんの患者さんと、元保護犬の愛犬、舞桜ちゃんの交流を語っています。
面白いのは、小学6年生の、早田詩音君が、保護犬をおばあさんの友だちに、という提言を述べてくれている映像です。
小学生が一生懸命話してくれている映像はとってもいいですよ。
この早田君の提案が、ハート・リング運動さんが、認知症高齢者と保護犬を結び付けようと思いつくきっかけになったそうです。
このように盛りだくさんの内容ですが、興味のある物だけを選択して視聴できますので、
皆さんぜひ、オンラインフォーラムを覗いてみて下さい。
お待ちしております。