full of love..11 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

BL要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします

宝石赤宝石赤宝石赤

 

めったに早起きなぞしない俺が

 

雅紀の部屋へ行った

雅紀は昨日から田舎へ帰って

家にはいない

 

梅雨が明けた真夏の早朝

明け方のまだ涼しい風が

雅紀の部屋のカーテンを揺らしていた

 

「なんだ…開けっ放しで出かけたのか?」

 

その窓から見えるのは

まだ未明の暗い海…白い砂浜

 

「えっ・・・?」

 

その白い砂浜に

青い…なんだろう・・・青・・・

群青(グンジョウ)・・・水色・・・?

 

地球上の青を集めたような

美しい青い・・・

なにかが見えた

 

目をそらすと目の隅に映る

・・・

いや…夜明け前の空を

白い砂浜が写しているのか

 

俺はテラスから

海岸へ出た・・・

 

そこに・・?

「えっ・・?」

 

人が倒れて…いる

 

「おいっ!」

 

雅紀だった

 

どこかで見たような

群青色とも青色ともとれるような青い衣装をまとって

白い砂浜に倒れていた

 

さっき見えたあの青は・・・

これが見えた・・?

 

「雅紀・・・!雅紀・・・?」

 

「んん・・・っ・・・」

 

目を覚ました雅紀は

無言で俺に抱き着いてくる

 

「どうした・・?なんでここに・・・?」

 

「あなたの・・・そばにいたかったんだよ」

 

それを俺は至極普通に

受け入れていたんだ

 

おかしな話だろう?

俺は昨日の夕方

雅紀を羽田まで送っていったんだ

 

その雅紀が

着ているのか

どうなのかわからない

青い布きれ一枚で

裸同然で

浜にって・・。

 

「そっか・・雅紀・・」

 

交わす…キス

 

 

From・・・Sho

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

こんに千葉

ふぶきです

 

こんな感じでお話しすすみます

 

どうでしょう?

 

お読みいただき

ありがとうございます