2017年度予算の質疑の報告、最後です。
2017年3月7日の質疑は、前回のブログでご紹介した防災研修でかなり時間を使ったので、残り30秒くらいしかありませんでしたが、自動交付機のことについてどうしても言っておきたかったので、意見のみ言いました。
発言内容のご紹介と、補足説明を書きます。
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(かとうぎ桜子)

住民基本台帳事務費に関連して、自動交付機の廃止とコンビニ交付についてですが、時間がないので意見だけ申し上げます。

コンビニ交付は、昨年4月から今年1月まで1万4,627件で、自動交付機は25万2,585件ということで、まだまだ自動交付機の利用が多い状況です。来年度で廃止するのは拙速であると思っております。意見を申し上げて、今日は終わります。

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練馬区では今まで出張所などに自動交付機を置いて、住民票を取れるようにしていました。


かつては17カ所の出張所の窓口で申請書を書いて取れていたのですが、自動交付機があれば十分だと言って、出張所の機能を段階的に縮小し、今はもう窓口では取れなくなっています。

そして出張所は今年度いっぱいで廃止して地域包括支援センターなど、別の役割に転換します。


一方、昨年4月から、マイナンバーカードがあればコンビニで住民票などが交付できるようになったので、自動交付機は今度の6月までで廃止するといっています。

コンビニ交付は、賛否の分かれるマイナンバーカードがなければ使えないにもかかわらず。


そして、質疑の中でも数を示したように、いまだ自動交付機の方が圧倒的に利用が多いのです。


自動交付機の廃止とコンビニ利用を促すおしらせをするために、今年度と来年度で計3回、自動交付機を使っていた人に向けてハガキを出しています。

自動交付機のカードを持っている人みんなにハガキを送ると、印刷と郵送で1200万くらいかかります。

また、今月は出張所の機能が変わることと自動交付機の廃止が書かれたチラシが全戸配布されています。これもまたお金がかかります。


全戸配布のチラシは、私の自宅のポストにも入ってましたが、A3チラシの表には「出張所が新しく変わります」とあり、自動交付機のことは2つ折りのA3チラシを開いて裏返さないと分からない。


区民の皆さんの家には必ず入っているはずですが、皆さんの目には留まりましたか?


私は、仕事柄この問題に関心を持っていたから見たけど、そうじゃなきゃ自分には関係ないことだと思って読まずに捨てちゃうな、という感想を持ちました。


区としてはそれでも、自動交付機を維持し続けるよりコンビニ交付にした方がお金がかからないから切り替えたい、と考えているのかな、と思いますが、それで実質的に区民が困っても、「区としてはコンビニ交付という代替策は用意したし、何度もお知らせも出したし、体裁は整えた。マイナンバーカードを作らないのはその人の勝手だ」ということなのかしら、と疑問に思います。