外郭団体の質疑

10月8日、決算特別委員会の中で外郭団体の質疑という日がありました。これは、決算の審査そのものではなく、参考として行うという位置づけです。
私は外郭団体の質疑の日も補正予算と同様6分間なので、今回は1テーマで終わってしまいました。社会福祉協議会に、生活困窮者支援について聞きました。


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(かとうぎ桜子)

社会福祉協議会について伺います。


平成26 年度事業報告 の5ページ、それから、平成 27 年度事業計40ページにあります記載をもとに、生活サポートセンターについて、お聞きしたいと思います。


生活サポートセンターは、「生活困窮者自立支援法」に基づく相談窓口として、区が社会福祉協議会に委託して実施しているものです。その事業で、社会福祉協議会としての特徴をどのようにいかしていくかという点を伺いたいと思います。


事業報告の5ページに「小地域福祉活動の推進として取り組んだ実践」と、「社会福祉協議会内部署の連携を図ることで、社会的に孤立した生活困窮者を発見することが課題」と書かれています。

また、計画の40ページには、「アウトリーチを行いながら支援」ということや、「個別の課題を地域の課題としても捉え、住民とともに地域で支えるしくみづくり」ということが書かれています。このあたりが、社会福祉協議会のこれまでの実践や特徴をいかす部分になるかと思います。


具体的にはどのようなことを取り組もうと考えているのかをお聞きします。



(社会福祉協議会事務局長)

社会福祉協議会の特徴をいかしてということで、ご指摘のような小地域福祉活動を含めて活動させていただいております。


そういう生活サポートセンターの中で、アウトリーチというところの部分も少し視点を置かせていただくと。生活の実態を把握するためには訪問等を行う。訪問が、相談の実態をつかむための最大のツールですので、そういう人の取り巻く環境を把握するためにも、アウトリーチは大事だと思っています。


現在、私どもとしては、まず社会福祉協議会内で各部署に相談のあったものを生活サポートセンターにつなげて、早期発見をするとともに、相談者の状況によって国民年金とか、税務署、ハローワーク、弁護士とか、そのような相談に同行しているということもございます。



また、小地域福祉活動の中で、住民からいろいろとご相談を受けて、「この方はお困りになっている」ということで、われわれのところにつながっていくという場面もあります。

そのようなことで、社会福祉協議会の特徴をいかした形で、生活サポートセンターも、これから運営を引き続きさせていただければと思います。



(かとうぎ桜子)

実際に困っていらっしゃる方が、自分で生活サポートセンターの窓口に足を運んでいくというところはハードルが高い部分もあるかと思います。アウトリーチであるとか、ほかの事業との連携はとても大事なところかと思います。


生活困窮者自立支援法に関連する事業は、子どもへの学習支援など、さまざまあります。

実際には、それぞれの事業が別々に展開されている面があると思います。相談者が必要な場合には、それらを横につないで支援していく必要があると思います。


生活サポートセンターに、生活困窮状態の方が相談に来られたときには、その世帯にお子さんがいらっしゃるかどうか、そういった聞き取りはされているのかどうか。

それから子どもがいた場合に、その子に対する支援として、例えば学習支援とか、子どもへのほかの施策におつなぎするとか、そういった対応を図られているのかどうかをお聞きします。



(社会福祉協議会事務局長)

生活困窮者、お困りの方が私どもに相談に来る際に、相談者の家庭の状況や、家庭環境を詳細にヒアリングさせていただきます。状況の把握に努めています。


ただ子どもがいて、食事をきちんととっているかとか、子どもが教育をきちんと受けているかというところについては、なかなか親からの話だけでは、十分に把握しきれない難しい状況だというところです。


そういう意味で、関係機関との情報の共有とか連携を図りながら、家庭環境の把握に努めていくということが大事ですし、先ほどのアウトリーチという部分でもそういうことが発見できる可能性もありますので、そういうことも考えていきたいと思います。


また、地域資源につなげているのがあるのかというご質問です。

例えば子どもの状況から、区内の低額の塾、例えばNPO法人が運営している塾だとか、そういうところにもご案内していたりとか、区内6カ所立ち上げています、こども食堂もございますので、そのようなところにご案内したりとか、また、チャレンジ資金の貸し付けの情報などもつなげて提供させていただいているという状況です。



(かとうぎ桜子)

子どものことは子どもの視点に立ってではないと、大人の相談だけでは見えてこない部分もあると思います。ぜひ工夫して取り組んでいただきたいと思います。


センターにご相談されて、一定程度、相談された内容が解決されたとき、一旦相談が終結するということがあると思うのです。 


その後、その方が地域で孤立しないようにするために、いろいろな資源につなげていくとか、また何かあったら相談に来ていいよいう説明も必要かと思います。そういったところはどのようになさっているかをお聞かせください。



(社会福祉協議会事務局長)

一旦終了したものについて、ある程度見通しが立って終了したものにはついては、何かお困りのことがあったときには、1人で悩まず早めに 来て欲しいということも伝えています。


それから、私ども今、社会貢献事業ということで、法人ネットワークをやっています。


そういう中で、地域資源を開発して、そのようにつなげていくことを今後いろいろとやっていきたいと思っています。