休校のすったもんだで、
あっという間に
通り過ぎちゃったけど
この３月
娘は高校を卒業しました。
新型コロナで、
娘の高校も
もれなく縮小された卒業式。
保護者参加なし！
体育館での授与も省略！
予め担任の先生が机に並べてくれた
卒業証書を受け取り
教室で校長先生の話が放送される
質素な卒業式となりました。
娘は、それでも、
みんなに会えたから満足
そう、言ってます
今でこそ、明るく堂々と、
未来を語れる娘になりましたが、
思えば娘だって、放任していたら、
間違いなく基礎学力壊滅人間に
なっていたであろうタイプでした。
小学校低学年の頃、
繰り上がりの足し算で躓き、
涙目で
「ママ、、、助けて」
と言う子でした。
あの時の悲しそうな表情は、
いまだに忘れられません。
その時からかな？
「私から離れるのはやめよう。
娘の方から、もう必要ないと
言われるまでずっと傍にいよう」
そう思うようになったのは。
もちろん！！！
「このまま放っておいたら、
娘も私と同じになってしまう。」
ゾクッとする危機感もありました。
高学年になり、それなりに、
手を離す年齢になっても、
私は過保護と言われようが、
やり過ぎと言われようが、
がっちり娘の手を離さず、
サポートしてきました。
具体的に話すと、
恥ずかしいくらいに
やり過ぎて、捏ねくりすぎて、
何もできない娘になる、、、
そんなバクチ要素もありましたが、
私はそれよりも、
娘の学力が壊滅状態になる方が
はるかに怖かったから、
中学になってからも、
だいぶ手伝い、
関与した方だと思います。
高校生になり、
素晴らしい出会いや
運の良さも手伝って
娘は、
そんなカホカホ過保護でも、
自分の意志を持つようになり、
私が気に入って進めた
（＝私が行きたかった）
お嬢様大学は拒否り、
ＯＣも友達と行くと言い、
進学したい大学は自分で探して、
私と主人に相談してくるようになりました。
それでまあ、
私はちとエラくて
娘が進学したいと
言ってくる大学に対し、
心の中では、
「（それは難しい！夢みる夢子だ
）」
）」と思いながらも、
「あなたが行きたいなら頑張りなさい
」
」とかなんとか言っちゃて、
聞き分けのいい母を演じ、
ちょぉ～珍しく、
娘の意見を尊重したのでした。
しかもまあ、
私はもっとエラくて
現実的には厳しいと感じてもいたので、
失敗経験豊富なかつての劣等生らしく、
不合格になった時、
娘が路頭に迷わないよう、
これがダメならこれ、
これもダメならこれ、
と、
３月でも間に合う受け皿も
ちゃんと用意して。
やっぱり過保護か？！苦笑
娘の通った県立高校は、
純朴という言葉がピッタリな
それはそれは魅力ある高校でした。
無理して入ったので、
勉強は大変だったけど
とにかく友達が
とにかく先生が
すごく すごく 良くて
本当に楽しかったらしく、
いつの間にか、
遊びも親より友達の方が良くなり、
進路も親より恩師の影響が大きく、
濃厚すぎる３年間は、
またもや皆勤でした。
倒れるのは決まって長期休暇。
高校卒業は寂しいけれど、
次に入学する後輩に
引き継がないとね。
長い長～い春休み
早く大学に通いたい気持ちを
抑えながら、
郵送されたシラバス見ながら、
マイルストーン片手に、
あれこれ計画立てているようです。
バイトもはじめて、
自分のお小遣いは
自分で稼ぐ様になり、
中止や延期を告げられても、
結構、前向きに生きています。
娘は、何も言ってこないけど、
しかし、私が思うに、
「娘はもう大丈夫！！！」
そう感じていて、
「自分からは離れない」
と言っておきながら、
勝手に娘の子育て終了宣言をし、
今は、中学生の愛する愚息に
目を向けるようにしてます。