一昨日(8月15日)、昨日(8月16日)に続いて、本日(8月17日)も東海道山陽新幹線のダイヤが乱れていました。

 8月15日は台風7号の直撃による計画運休だったので、多くの方々の想定の範囲ということで、大きな混乱はありませんでした。

 ところが、16日と17日の新幹線の遅延は想定外でした。

 台風一過の16日に静岡県内でのゲリラ豪雨で一時、運転が止まると、全線に広がって大幅に遅延しました。

 15日に移動を予定していた方々が16日に新幹線を利用しようとしていただけに、新幹線のホームは大混雑のようでした。16日の移動を諦めて、17日も前日の混乱が尾を叩いて、遅延が続いていました。


 新幹線がダメなら飛行機に乗ればいいじゃない、と思う方もいるかもしれません。「ケーキがないならパンを食べればいいじゃない」的な発想はやはりムリがあります。

 新幹線は1両にざっくり5席✖️20列=100人乗りで16両編成なので1,600人です。それが1時間に10本となると1時間に16,000人です。飛行機は、大羽田⇔伊丹が日本航空と全日空がそれぞれ1便ずつなので、400人乗りとしても1時間に800人です。新幹線の輸送力に遠く及びませんので、飛行機は新幹線の代替効果に限りがあります。


 桜井シュウは、東京⇔新大阪を往復する機会が多いので、今回のような遅延の時にどうするのがよいか、右往左往してはみなさんにご迷惑をおかけすることになります。想定外を想定する重要性を改めて感じました。



(写真:以前に山陽新幹線でたまたま乗ったKITTY模様の新幹線)