本日(2月11日)、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が辞意を表明したと報じられています。先週の水曜日(2月3日)に日本オリンピック委員会評議員会で森喜朗会長が女性蔑視とみられる発言をしたことが問題となっていました。当初は辞任を否定していましたが、1週間経ってようやく辞任になりました。

 森喜朗会長は即刻辞職すべきとブログでも質問主意書でも申し上げてきました。ただし、森喜朗氏が憎いからではありません。「罪を憎んで人を憎まず」と言いますが、森喜朗氏の女性蔑視は正すべきですが、森喜朗氏が東京大会を成功に導くために汗をかき骨を折ってきた功績があることも事実です。森喜朗氏の人格の全てを否定するものではありません。

 

 ですが、オリンピック憲章を持ち出すまでもなく、差別はいけません。女性は話が長い、などと属性で判断することは、一人一人の個性を軽んじることに繋がり、個人を尊重しないことに繋がります。性別、人種など属性によって判断されるようなことがあってはなりません。しかし、今回の騒動で、日本社会において女性差別が根強く残っていることも明らかになりました。そして、政府自民党の反応は鈍いものでした。

 発言を撤回したからいいじゃないか、という趣旨の発言が政府や自民党から出ていましたが、それは間違いです。発言が問題ですが、さらにはその根源にある考えが間違っているのです。根本にある考えを正してこそ、問題の本質を解決できます。今回の問題を機に、女性差別をはじめとしてあらゆる差別を日本社会からなくしていきましょう!