1月8日(水)にテヘランの国際空港を離陸した直後のウクライナ航空機が墜落した事件で、イラン政府が誤って撃墜したことを認めました。撃墜事件直後から、イランのミサイルによる撃墜ではないか、と指摘されてきましたが、3日経ってイラン政府が認めました。

 軍事的緊張が高まると、このような意図しないことが引き起こされてしまいます。今回のアメリカとイランの緊張の高まりは、双方ともに戦争を望んでいないから戦争にはならないという見方がありますが、過去の戦争でも意図しない事件が戦争のキッカケになったことがありました。軍事的緊張の高まりは、火遊びの如く極めて危険です。

 なお、イラン政府としては、このような誤射を防ぐためにも、アメリカに反撃する前後は民間航空機の離発着を禁止するなどの措置を執れなかったのか、と思います。結果論ではありますが。

 いずれにしても、イランに関する問題については、オバマ大統領のときの核合意の枠組みに立ち返ることから始めるべきです。