民主主義の危機が懸念される香港では11月24日(日)に18ある区議会の議員選挙が行われました。
選挙前は、親中国の建制派が7割以上の議席を占めておりましたが、民主派がどの程度、議席を伸ばせるか、過半数を取れるのかが焦点でした。
結果は、民主党および民主派無所属が大量に当選するなど民主派が8割の議席を獲得しました。
香港の区議会には、予算の決定や条例の制定などの立法権はなく、行政に意見・要望する機能のみと聞きますが、民意は示されたのですから、行政がどのように受け止めるのか、注目していきます。
できれば、臨時国会の閉会後に、香港に視察と意見交換に行くことも検討します。