昨日(11月1日)、大学入試における英語民間試験の活用が延期になりました。すなわち、2021年春の入試から適用(英語検定試験は2020年中に受験することになる)との予定が2024年からに延期されました。
とりあえず、不公平で不正確で教育格差を拡大させる制度を延期においやったことは、一先ずホッとできます。しかし、これから完全中止に追い込まなければなりません。
英語の4技能(読む・書く・聞く・話す)のうち、話すが弱いと言われていました。しかし、大学入試センター試験で「話す」をチェックするのは難しいので、民間テストをやろうということになったようです。でも、本当のところは議事録が公開されていないので分かりません。
そもそも、英語4技能が必要と言っても、4技能ともテストで評価する必要はないと考えます。「読む・書く・聞く」が十分にできれば、「話す」もできるようになるからです。
そして、「読む」と「聞く」のインプット系はマークシート方式でも測定できます。「書く」はマークシート方式では測定困難ですが、国公立大学では二次試験で測定すれば良いでしょう。私立大学も大学独自の試験で英語の記述試験を課すべきでしょう(マークシート方式での採点結果で、足切りすれば採点可能)。
一方で、「話す」をテストで測定するのは困難です。測定する意義が相対的に低く、測定困難な「話す」を無理やり測定しようとすることが間違いの始まりです。