アメリカ訪問についての所感の続きです。昨日、一昨日のブログもご参照下さい。

 

(その3)アメリカ大統領選挙2020の見通し

 ワシントンD.C.の雰囲気としては、トランプ大統領に民主党関係者がウンザリしているのはもちろんのこと、共和党関係者も困惑している印象をうけました。一般的に都市部では、トランプ大統領の人気は低調で、2020年の大統領選挙ではトランプ大統領は勝てないだろうという印象をうけます。前回の2016年の大統領選挙では、民主党のヒラリー・クリントン候補に対する不人気、嫌悪感は相当なものだったようで、それで投票に行かなかった有権者も少なくなかったようです。しかし、その結果がトランプ大統領で、投票しなかったことを悔いている、次はトランプ候補を落とすために選挙に行く、という声は少なくありません。

 しかしながら、農村部においてはトランプ大統領は絶大な人気を誇っています。中国との貿易戦争で農業セクターが打撃を受けていると報道されていますが、それでもトランプ大統領への支持は揺るがないようです。というのも、オバマ民主党大統領のときに、農業に関して、地下水のくみ上げ制限など水利用など環境に関する規制を設けたことが不評だったようで、それらの規制を緩和したトランプ大統領に人気が集まっているようです。しかし、持続的な農業のためには、環境規制は必要だと思いますが、目先の利益を考えれば鬱陶しいということなのでしょうか。

 これまで大統領選挙では、現職有利でした。2期目で落選したのは、1992年のブッシュ大統領(父)と1980年のカーター大統領ぐらいです。だからトランプ大統領の2期目の可能性は十分あると考えて行動すべき、との意見も聞かれました。

 

 結局のところ、どうなるか分かりません。が、まっとうな民主主義をアメリカがやめてしまっては、世界が混迷してしまいます。アメリカの民主主義にはresilience(回復力・復元力)がある、ということも多く聞きました。期待したいと思います。

 日本においても、私自身が、まっとうな政治、まっとうな民主主義を取り戻さなければならないと改めて決意しました。