主要7カ国首脳会議(G7)国に出席している安倍総理とアメリカのトランプ大統領は、日米貿易交渉について基本合意に達したことを記者会見で明らかにしました。安倍総理は、win-winと言っていましたが、農産物でTPP並みとう大幅に譲歩し、失うモノは失ってしまいました。一方で、自動車ではそのまま(継続協議)ということで、得るものは得られませんでした。つまり、win-winではなく、安倍総理の完敗でしょう。

 自動車については継続協議ということですが、農産物で既に押し切られているので、日本側としては交渉材料がみあたりません。アメリカのトランプ大統領においしいところをつまみ食いされてしまいました。継続的に協議しても自動車で新たに得ることは難しいでしょう。

 安倍総理は、トランプ大統領との個人的に親密な関係であることを良いこととしてアピールしていますが、トランプ大統領と近すぎる関係、ハッキリいえばゴマすりが足元を見られていて、このように何でもかんでも押し切られる結果となっているのではないでしょうか。つまり、トランプ大統領としては、「シンゾーの下手なゴルフにつきやってあげたんだから、農産物で譲歩しろ!」「オレとの親密な関係をシンゾーにアピール材料に使わせてやっているんだから、自動車では我慢しろ!」という気分なのではないでしょうか。

 詳細は、9月の国連総会のときに明らかになるようですから、10月からの臨時国会で審議します。