昨晩から今朝の未明にかけて、衆議院本会議が開会されました。衆議院本会議の開会は、議院運営委員会で決定することですが、野党の委員が夜が遅いので週明けの月曜日に開会してはどうか、と提案しているにも拘わらず、自民党の議院運営委員長は職権で(=委員長の独断で)本会議の開会を決定しました。深夜という意味不明の時刻に本会議の開会となったのは、ひとえに議院運営委員長の判断と責任です。

 一部に、深夜国会になったのは、野党のせいだ、という声がありますが、それは違います。野党は週明けの月曜日にすればいいじゃないか、と言っているのに、与党が深夜国会を強行したのですから、与党の責任です。政府与党にしてみれば、年度内の予算案自然成立(=衆議院から参議院への送付から30日以内に参議院で採決しなければ、予算案はみなし成立となる:憲法60条2項)のためには、3月2日までに衆議院で可決しなければならない、と思っているから、このような強行な姿勢になるのでしょう。

   ちなみに、予算案については衆議院の優越が認められていますが、予算関連法案には衆議院の優越はありません。したがって、いずれにしても3月末には採決に持ち込むのでしょうから、深夜・未明に国会をやる必要はありません。