本日は、地元の宝塚は西谷のソーラーシェアリングを視察しました。ソーラーシェアリングとは、田んぼや畑の上の一部にソーラーパネルを設置して太陽光発電するというものです。太陽光を農業と発電でシェアするので、ソーラーシェアリングなのです。
 
 
 
 太陽光を発電に使ってしまっては、農作物が育たないのではないか、と心配するかもしれませんが、多くの農作物の光飽和点は、実際に降り注いでいる日射量よりも少ないので、3割程度の日射を発電に回しても農作物の生育には悪影響がないそうです。
 それどころか、視察できいた農家の話によると、マメ科は、ソーラーシェアリングの方ができばえがよいそうです。すなわち、マメ科には、温度は必要だが夏の日射は強すぎて花が減って実も減ってしまう、ソーラー シェアリングだと強すぎる日射をカットできておいしくて実りが多いそうです。また、葉物野菜は、日射をカットすることで柔らかく苦味が少なくて美味しくできるそうです。
 ソーラーシェアリングは、農地で農業をしながら発電もできるという素晴らしいアイディアです。しかし、農地と農業振興を所掌する農林水産省からみれば、ソーラーシェアリングは農業そのものではないので邪険に扱われるそうです。また、エネルギー政策を所掌する経済産業省からみればマイナーな太陽光発電の中でもさらにマイナーなソーラーシェアリングには興味が湧かないようです。行政の狭間に留め置かれてしまうのではなく、両者に跨がって大きく育てなければなりません。それが政治の役割だということを深く認識した視察でした。