憲法13条と生産性

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日本国憲法13条には「すべて国民は、個人として尊重される。」とあります。当たり前のことです。今となっては、当たり前すぎるので、わざわざ条文に書くまでもないことかもしれません。

しかし、歴史上、国家権力は、「お国のため」という曖昧な理由で個人を尊重しないことがありました。我が国においても、73年前まではそのような状況がありました。当たり前だけれども、権力者が個人を尊重しないことがあってはならないので、わざわざ、このような規定がおかれているです。

 

しかし、自民党の杉田水脈衆議院議員は、「LGBT(性的マイノリティ)の人たちは生産性がない」と雑誌に寄稿しました。これに対して、杉田議員がかつて所属した日本維新の会の当時の代表の橋下徹氏は「日本で一番生産性がないのはお前だ!」とツイートしています。

どちらも、すべて国民は、生産性があろうがなかろうが、個人として尊重されるのです。人間存在について、生産性の有無を議論すること自体、失当です。

 

そもそも、杉田議員が衆議院議員として当選できたのは、2012年については橋下氏が代表を務める日本維新の会の公認候補だったからです。そして、2017年に二期目の当選を果たせたのは、自民党公認候補で中国ブロックの比例単独候補では最上位として名簿掲載されたからです。当選させた日本維新の会と自民党の見識が問われるべきです。