ある日メールで案内をもらって申し込みをしていた「新埔」ツアーに参加です。
メールの差出人にも覚えがないし、なんで私宛にメールが来たのかも、運営元もよくわからない状態だったけど、とりあえず申し込んでみました
ちょっともやっとするものはありつつも集合場所へと向かいました。
そこに集まっていたのは明らかに留学生ではなさそうな人ばかり
子連れの台湾ファミリーや、学校のクラスで参加しているグループ、留学生などなど。
うーん、まぁ行ったことのない場所に行くのは面白そうだし、いいかっ。
そして3台のマイクロバスに分乗して時間半ほどで「新埔」に到着しました。
新竹市の中でもここ「新埔」は住人の割が客家という客家の街です。
ここ「新埔」は柿や梨、椿が有名なんだとか。
とくに柿は柿餅と呼ばれる干し柿の生産が盛んだそうです。
さっそく中国語チーム、英語チーム、日本語チームへと分かれて、和平街の散策へと繰り出します。
でも全員同じコースを周るので、結局各言語入り乱れての移動となり、大所帯のまま向かいました。
ちょうど時期的に桜の開花時期に重なっていたので、あちらこちらで桜も目にすることが出来ました
やっぱり桜の花を見るとホッとするというか、ほっこりしますね
最初にやってきたのは潘宅とお隣にある劉家の廟です。
潘さんのお宅はお庭を開放してひまわりや椿などの鑑賞が出来るようになっていました。
そして畑には巨大なキャベツが並んでいてびっくり
劉家の廟ですが、ここ「新埔」では同じ劉姓であればみんなこの廟に祀られるということで、劉家、林家、范家の3つの廟がここにはあるんだとか。
その後は壁画やモザイクの通りを抜けて山のほうへと移動します。
モザイクにも「新埔」名物だという柿と梨がデザインされていますね。
途中林家の廟にも立ち寄り、そして石垣で整備された場所に到着したのですが、ここは日本公園ということで、その名前からもわかる通り、日本統治時代に縁がある場所のようです。
日本統治時代にこの「新埔」は整備され人が集まって生活するようになったけど、光節後は徐々に人が他の地域に流出し、停滞してしまったことなどが表示板に書かれていました。
ここは見晴らしの良い高台となっていて、「新埔」の街が眼下に広がっています。
ちょうど春節の終わりを告げるお祭りの時期だったので、あちこちで爆竹や花火の音と煙が立ち上るのが見えました。
この公園には史跡などがあるのではないようです。
地面はならされているけど、特に他に施設があるということもなく、あるのはこのLOVEのオブジェと展望スペースのみ
ただここへ上がってくる道はきれいに整備されてカブトムシなどのオブジェもあるので、今後はこの広場も整備されていくのかもしれません。
日本公園で記念撮影をした後は、近くにある柿餅を作っているという場所をのぞかせてもらいます。
といっても現在は柿餅を作る時期ではないので、何もなかったのですが......
その時期だと柿餅を作る体験も出来るそうですよ。
柿餅を作っている場所から少し下ったところにあったのは「福徳宮」。
階段部分はまさにSNS映えするということからかみなさん順番に記念撮影中......
夕方で少し陰ってしまっていたけど、こんなにひまわりが咲いているのを見るのは久しぶりです。
考えたら韓国ではひまわり畑、見なかったなぁ。
日本に帰国したらひまわり畑を見に行くのも悪くないですね。
その後再びマイクロバスで台北市内へと戻り解散となりました。
またこんなツアーがあったら積極的に参加したいですね。
客家の文化とまではいかなくても、少しだけでも客家に触れることが出来て興味深かったです。
滞在中にどれだけの原住民族の歴史や文化などに接することが出来るかわからないけど、これからも機会を見つけて学びたいですね。