大日寺(だいにちじ)は、大海人皇子(後の天武天皇)ゆかりの法城で、吉野山で最古の寺院と云われており、大日如来を中心とした藤原時代の代表作である重文の五智如来を祀っています。 

また、大塔宮の身代わりとなって壮烈な最期を遂げた村上義光・義隆親子の菩提所でもあります。村上義光・義隆父子の菩提寺です。

今は真言宗の小堂ですが、もとは金峯山寺の一院。藤原期の五智如来坐像を安置しており、金剛界大日如来を中尊として、四方に配した4体の仏がすべてそろっているのは珍しく、重要文化財に指定されています。