17日(日)はNHKカルチャーのオンライン講座「日曜短歌はじめまして」の今年度最後の講師の仕事を終えて、画家の光行洋子さんの展覧会に出かけた。光行さんのご出身は柳川で、絵画も詩情豊かな水の世界が広がっている。蒼い色が中心であるが、様々な蒼の濃淡があり、動きや流れを感じさせる。白や赤や緑や黄色もうつくしい。
水に映る雲の動き、陰翳、季節の移ろいが絵画から感じられ、豊かな時間であった。
会場となった「みぞえ画廊」はみぞえ住宅の方の画廊であるが、天井が素敵で、全体に木の温もりがあり、都会の中の森の美術館にいるような気持ちがした。展覧会の最終日に伺ったのであるが、ちょうど茶道の志村宗恭さんもいらした。福岡文化連盟の繋がりで、光行さんは絵画の理事、志村さんは茶道の理事、私は短歌の理事である。
【2024年度 担当する短歌講座】
4月から下記の短歌講座の講師を務めます。ご継続の方が殆どですが、今のところ若干空きがございます。講座によっては、一度満席になると半年ぐらいは空きが出ないようですので、受講を希望される方がございましたら早めの手続きをお勧めします。
講座の殆どは開講日の2週間前が投稿歌の締め切りです。宜しくお願いします!
①NHKカルチャーオンライン講座「日曜短歌はじめまして」
原則として、第1日曜日
内容:近刊歌集の紹介をして、歌会をします。(講師としてのコメント添削あり)
形式:Zoom
その他:全国各地、海外からの受講者の方がいらっしゃり、ふだんは会えない地域
に住みながら、月に1度、画面でお会いして短歌を学び合います。
全員が発言する機会があり、楽しくやっています。作歌経験の有無は問い
ません。ご欠席の場合、見逃し配信でご覧になれます。
お申し込み:NHKカルチャーオンライン短歌で検索してください。
②福岡女学院大学の市民講座 オンライン「短歌」
原則として、第2木曜日(大学の研究室から行っています)
内容:馬場あき子の歌集を紹介して、歌会をします
最初の20分は、2023年度まではいろいろな歌人のイチオシ歌集を紹介してい
ましたが、2024年度からは、馬場あき子の歌集を1ヶ月毎に最初から1冊ずつ
紹介します。主に該当歌集の代表歌とその背景についての解説です。歌会で
は全員が顔を出して、発言して楽しくやっています。作歌経験の有無は問い
ません。ご欠席の場合の見逃し配信等はありませんので、ご欠席が多い方に
は向きません。
形式:Zoom
お申し込み:福岡女学院大学 市民講座 電話092-575-2993(平日17時迄)
③学(まなび岩田屋)短歌講座「天神まちなか歌会~季節の歌・短歌の作り方」
原則として、第4月曜日
内容:季節の短歌を紹介し、短歌の作り方のワンポイントを解説した後に、
受講者の方の短歌(投稿歌)について、意見を出し合い、講評します。
毎回、教室で教材と添削したプリントを配布します。
これから短歌を作ってみようという方にお勧めの講座です。作歌をはじめて
10年以内の方が多く、初心者向きですが、ベテランも可。
形式:対面
その他:講座の教室に有料書店「文喫」が隣接し、いい本に出会えます。閲覧だけ
でも購入でもどちらでも可能。講座日に受講生は無料で入れて、喫茶室の
珈琲代も無料になり、ランチは有料ですが割引があります。受講生の方も
私も早めに行って一緒にお食事をする場合が多く、各講座の中では一番お
互いに話せる時間がありますが、交わりが面倒な方は短歌講座だけでOK
です。天神のまちなかに特別な空間が得られたような気分になれます。
お申し込み:学IWATAYA(まなび岩田屋)
電話 092-734-2158(場所 福岡市天神 岩田屋本店本館7階)
④朝日カルチャーセンター「桜川冴子の短歌教室」
原則として、第2月曜日
内容:近刊歌集の紹介(NHKオンラインカルチャーとは別の歌集)をして、受講
生の方の短歌(投稿歌)について、私が講評します。人数が多いので、意見
を出し合うことはありませんが、最後にご質問の時間はぎりぎりとれると思
います。毎回、教室で教材と添削したプリントを配布します。
ベテランの受講生が多い講座ですが、初心者でもOKです。作歌のご経験に
応じた講評や添削を心がけています。博多駅の前ですので、他県や七隈線を
ご利用の方も便利です。
形式:対面
お申し込み:朝日カルチャーセンター福岡教室
電話092-431-7751(博多駅前 福岡朝日ビル8階)