私が体の中に深い深い悲しみを見つけた時。
そしてそれをリリース(昇華)していく時。
どういう過程をたどるのかご説明したいと思います。
彼女の中に、厳重なる過剰包装に
くるまれた悲しみを見つけた時。
彼女はとても物分かりがよく、
『これは、祖母の自殺による傷です』
『これは、旦那の浮気による傷です』
まるで他人事のように口先だけが動いていました。
どうしても鍵をあけることができない
だからむしろ、中身を先に言ったのだ。
これは自分を守るために必要な、
《かわし方》です。
後に彼女が自らその蓋を開けた時、
自己の崩壊がおこっています。
このように、
時間がかかる場合は多々ありますが
リリースできる方向を体に伝えておくと
自らのタイミングでその方向に進んでいきます。
セラピストはそれを信じて待つだけですね
選択肢を体に響かせた後は、
本人が本人の一番いい形に持っていきます。
鍵を開けて自己の崩壊が起こると
困る時期には絶対に開けません
それが、ベストだからです。
それをこじ開けたいと思うのは
自らの力を示したいと言う、
セラピストの自己顕示欲に過ぎません。
それがないと、こーゆー反応になります
そして、施術中その場でリリースされる場合は
もう一度、悲しみを追体験されます。
そう、
悲しみの処方は抗悲しみ薬ではなく
悲しみ薬なのです
悲しみは悲しみのまま保存されず
怒りや後悔や不安や罪悪感
そんなものに次々と変化して、
自らを蝕んでいきます。
行き着く先は
私なんて産まれてこなければ良かった
そんな所に流れ着いたりします
もう、そーなったら悲しみの原型がない🤣
だからそれらを最初から丁寧に紐解いてひもといて…
そうすると元のもとは悲しみで、
でも耐えられないほどの悲しみだから
怒ったり自分を責めたりしながら
悲しみを封印していったことが分かります。
その傷にたどり着いた時。
何があったかお尋ねしなくても、
例え本人が口にしなくても
リリースする(手放す)瞬間があります。
それはご本人がその過去の出来事を思い出し
悲しみをもう一度体感した時です
自然と涙が流れる事が多いです。
良かったね❤️
ちゃんと悲しめて
悲しみを感じるより先に
ショックで押し潰された傷があるなら
取り戻しましょう、悲しみを
そして、手放しましょう
あなたの体はもう大丈夫
悲しみを感じられるだけの体に
成長したのですから
過去に受け止められなかった悲しみを、
今ならちゃんと受け止められる
だから。
悲しみには悲しみ薬を処方します💊
一人で開けるのが怖いのなら、お供させて下さいね
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