子供の頃の出来事(母と医者以外知らない)=母一人子一人の時代=、
当時 数店しか無いお店=今で言うスーパー等=は遠く、
売ってる物も少なく 季節の野菜は高かったetc..
当然 大抵の家には 畑(大小の違いは別として)が有り、
農作物を自前で栽培してました。
勿論、肥料は高いが相場でした。
なので 大概 畑には“人糞”を必要としました。
広い畑を持つ家庭には「肥溜め」なる物=畑の隅の地面に埋めた桶(不衛生な)=が有りました。
...
どこの家庭も野菜の洗浄には気を配ってた筈です。
さて、本題に入ります。
↑の“人糞”がクセモノで 、
野菜の種を蒔く際 種が実を育てる手段=栽培を成す肥料=として 人糞を撒きます。
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野菜が成長→穫り入れ→洗浄→食卓へ上がります..
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後、お腹を壊したようで のたうち回り ただただ苦痛でした。
医者へ→「ぎょう虫検査をしましょう!」
そして、診断は「お腹に回虫が棲んでます。」→「虫下しを処方します。」
...
虫下しの成果は、
既に死骸でしたが 大小3匹の回虫が棲みついて居ましたT_Tuu..
・1匹は 長さ30cm 大人の小指の太さ位、
吐き気がし 喉まで異物は上がり 息苦しくなり 母に助けを求めました。
母は オロオロとうろたえてました。
仕方なく、恐怖心はハンパなかったけど 決心し
自分の手=親指・人差し指・中指=で引っ張り出しました。
・他2匹は 長さ15~20cm 子供の小指の太さ位 便通に 肛門から 無事出ました。
...
いつの間にか 回虫騒動は鳴りを潜めましたが...
野菜の洗浄に対し 執拗な程 念には念を入れます。
畑がなくなるまでの間 定期的=一年にいっぺん=に 虫下しを飲まされました。
《もしや 胃腸が弱いのは 回虫が 胃腸の中で巣くってたが禍いかな?違う?..生まれながら?》
後(のち) 、、、
現在 購入する場=スーパーなど=も増え 年々畑は少なくなり 自家製の野菜を作る場が減りました。
もし、自宅で栽培するとしても 良い肥料=化学肥料=が安く買えるから 安心ですね..
最後になりましたが、
全て 私事(わたくしごと)です〈(__)〉。。
トラウマを抱え 精神は かなり神経質に育ったとは感じますが、
↑の体験は貴重だったのだと信じます。
※回虫とは、
ヒトをはじめ 多くの哺乳類の、主として小腸に寄生する動物で、線虫に属する寄生虫である。
狭義には、ヒトに寄生するヒトカイチュウ Ascaris lumbricoides を指す。
ヒトに最もありふれた寄生虫であり、世界で約十億人が感染している。