いくらセレブであっても、お子はお金で買えないものね・・・リーディング時代小説「千だって」④ | 2万人以上が幸せに!愛され、満たされ、最幸の女性になる美開女レッスンで、未来からプライスレスの愛も豊かさも受け取り、輝いて生きる

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セラピスト歴20年2万人以上が幸せに!愛され満たされ、最幸の女性になる美開女レッスン。未来からプライスレスの愛と豊かさを受け取る【40代から心のフィニッシングスクール】リーディングセラピスト、ヒプノセラピスト養成「心星ポラリス」神戸:人響三九楽ひびきさくら


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わたしはたくさん恋をするために、生まれてきたのよ・・・リーディング時代小説「千だって」①

 

セレブ妻は人質、もっとドラマチックに生きたいの!!・・・リーディング時代小説「千だって」②

 

考えても仕方ない時、心の中でこの魔法の言葉を唱えるの・・・リーディング時代小説「千だって」③

 

 

ついに秀くんの側室さんに、お子ができちゃった・・・

覚悟はしてたけど、ズドン!と落ち込む。

落ち込み、しょぼくれているわたしを見て、刑部卿局が言った。

「姫様、高台院様にお会いしてこられたらいかがでしょうか?」

 

わたしはすぐ、寧々ママのところに行った。

そして、秀くんの側室にお子ができたことを話したの。

すると寧々ママは

「その側室と正室であるあなたとは、立場が違います。

あなたは堂々としていればいいのです。」

とハッキリ言ってくれたの。

これって、わたしが一番言ってほしかった言葉よね。

だからわたしはうれしくなって、ニッコリ笑顔になったの。

 

気持ちの中ではわかって割り切ってても、いざそれを現実化されると落ち込んだり悩むのが人間よね。

しかもわたしはこの時、まだ11歳。

寧々ママの親友のまつ様は、初めてのお子を満11歳11か月で出産したそう。

だからわたしも無理ではないと思うけど、神様はわたしに秀くんとのお子を与えてくれなかったの。

いくらセレブであっても、お子はお金で買えないものね・・・

 

寧々ママも生涯、お子ができなかった。

それでもずっとこうやって、秀くんパパの冥福を祈っているものね!

愛があれば大丈夫よね!

きっと。

 

側室さんの産んだお子は、男の子だった。

赤ちゃんは、わたしのもう1人の初伯母ちゃまのところに預けられたみたい。

秀くんがわたしに直接話しをしにきたの。

 

「千、ごめん。

 側室にお子ができてしまった・・・

 男の子だったけど、養子に出すことにしたから。」

 

「えっ?!

だって、豊臣の跡継ぎじゃないの?

お義母様は反対しなかったの?」

 

「それがなぜか母は、反対しなかったんだ。

 自ら初伯母様に連絡を取り、お子を預けるようにお願いしたみたいだ。

 いったん預かってもらい、そこから養子に出すそうだ。」

 

「・・・

 秀くんは、それでいいの?

 自分の初めてのお子、しかも男の子だよ。

 その子と離れ離れになってもいいの?

 つらくないの?」

 

秀くんはうつむいて、唇を噛んでいた。

そして顔を上げて、わたしを見てキッパリ言った。

 

「わたしは、その子を抱かなかった。

 抱いたら可愛くて愛おしくて、離せなくなるから。

 お子は可愛いし、大切だと思う。

 でもわたしにとって一番大切なのは、千なんだ。

 できたら千とのお子が欲しい。

 それが豊臣と徳川の架け橋になるのではないか、と思うんだ。

 だからこの子は、嫡男にさせられない。

 手放して養子にする。」

 

「秀くん・・・」

 

わたしはうれしくて胸がジーンとなり、秀くんに抱きついた。

秀くんは、そんなわたしをやさしく抱きしめてくれた。

秀くんの言葉にウソはない。

それは、わかる。

でもその瞳が、どこか遠くを見ていることを、実は知っている。

秀くん、どこを見ているの?

たった4歳しか違わないけど、秀くんの中身はもっともっと年を重ねた魂みたい。

生まれる前から、ううん、淀ママのお腹に入る前から、いろんなことを覚悟してこの世にやってきた人みたい・・・

わたしはそう思った。

 

こんなことを刑部卿局に話すと

「なんですか、それ?

 今はやりのスピリチャル何とかですか?」

と怪訝そうな顔をされるの。

ママがそういうスピリチャル的なところがあるせいか、わたしにもそちらの能力?が少しあるみたい。

わたしも、もしかしたら宇宙人?!

どこかちがう星からやってきたりして・・・ウフフ。

 

秀くんの側室さんは翌年、今度は女の子を産んだわ。

その子も養女に出されたの。

でももう秀くんは、悲しい顔をしていない。

自分が産んだ赤ちゃんをどんどん引き離されてしまって、側室さん、それで平気なのかな?

側室さんはそんなにセレブじゃないのかしら?

親が権力や財力があれば、そんなこと許さないわよね、きっと。

淀ママは秀くんにそんな側室さんを、与えないんだろうな~

それは一応わたしを立ててくれていることになるのかな?

いえ、わたし、というよりも徳川のおじいちゃまを立てているかもしれない。

おじいちゃまに突っ込まる隙を与えないよう、警戒しているのかもしれない。

 

わたしが豊臣に嫁いでから、どんどん豊臣と徳川の関係は緊張感を増していった。

それは奥に引っ込んでいるわたしにも、肌身で感じられるくらいだった。

居住している場所は、徳川から一緒に来た侍女や家来たちがほとんどだからそれを感じることはない。

でも表に出た時、ずっと大阪城を守っている豊臣の家来たちがどことなく冷たい目つきでわたし達を見ているのがわかる。

そんな目つきで見られると、お尻がこそばいようなムズムズするような居心地の悪い感じだわ。

 

わたしは、おばあちゃまのことを考える。

おばあちゃまのお市さんの嫁ぎ先の浅井家は、実家の織田家と同盟が破綻した。

実家が敵になった浅井家にいたおばあちゃまも、こんなこそばゆい気持ちだったかもね。

わたしは会ったこともないおばあちゃま、お市さんはすごい人だな~と思うの。

そんな状況でも、初伯母様やママを産んだのよ!

おじいちゃまと仲が良かったし、おじいちゃまを完全に惚れさせていた気がするわ。

実際、お二人はすごく仲がよかった、と淀ママが言っていたし。

 

他のご夫婦を知らないから何とも言えないけど、わたしと秀くんも仲がいいとは思うのね。

だけど、う~ん、お市さんたちみたいな仲の良さではないわ。

お子もできないし、どこか浮世離れしている感じ。

わたし達は、大阪城と言う鳥かごの中でつがいで飼われている鳥ね。

やっぱり。

 

そうやって、また月日がうだうだ流れていった。

そして18歳になった秀くんは、ついにわたしのおじいちゃまに会うために京都に行くことになった。

今回も淀ママは大反対だったけど、何としても行く!と秀くんは宣言した。

この時、わたしは14歳。

 

やっと、わたしにできることを見つけた!

 

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あなたの願い、望み

 

それはお金で買えますか?

 

買えるものと買えないものがありますよね?

 

 

心から望むものは、お金で買えないものではないでしょうか?

 

あなたの心からの望みや願い

 

何でしょうね?

 

 

 

 

妖しく生きる

 

美開女(Be.Akujo)への四歩目。

 

 

 

 

 

 

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