光があるから闇は黒く、闇があるから光は白く輝きます・・・リーディン時代小説「寧々ね」⑨ | 2万人以上が幸せに!愛され、満たされ、最幸の女性になる美開女レッスンで、未来からプライスレスの愛も豊かさも受け取り、輝いて生きる

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セラピスト歴20年2万人以上が幸せに!愛され満たされ、最幸の女性になる美開女レッスン。未来からプライスレスの愛と豊かさを受け取る【40代から心のフィニッシングスクール】リーディングセラピスト、ヒプノセラピスト養成「心星ポラリス」神戸:人響三九楽ひびきさくら


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彼の才能と運に賭けてみたい!・・・リーディング時代小説「寧々ね」①

 

彼はわたしの手を握りながら、頬にチュウしてくれました・・・リーディング時代小説「寧々ね」②

 

わたしが、わたしをイカせる・・・リーディング時代小説「寧々ね」③

 

夫が妻に、他の女性がすき、などと言うものでしょうか?・・・リーディング時代小説「寧々ね」④

 

男は女より、プライドの高い生き物です・・・リーディング時代小説「寧々ね」⑤

 

彼の子どもを産んでくれる女を、彼に与えます・・・リーディン時代小説「寧々ね」⑥

 

その美しさはフェロモンが匂い立ち、男心をかき立てるような色香・・・リーディン時代小説「寧々ね」⑦

 

女には、女でしかできぬ戦がある・・・リーディン時代小説「寧々ね」⑧

 

 

秀吉は、三法師様を連れ清州へと向かいました。

いよいよわたしの仕掛けた爆弾も、そこで威力を発揮するでしょう。

あのお方は、きっとわたしの爆弾を受け取るに違いありません。

わたしの爆弾は、とても危険です。

ともすると、秀吉を危機に陥れるかもしれません。

それでも、こうしておかねばならない!とわたしの本能が叫ぶのです。

それは、まさにわたしの闇の顔でした。

 

そして、秀吉は会議を終え帰ってきました。

スッキリしない顔で帰ってきたところを見ると、わたしの送った爆弾が首尾よく運ばれ、威力を放ったことが見て取れました。

 

「のう、寧々・・・

わしの思惑通り、三法師様が織田家の跡継ぎに決まったわ。

じゃがの・・・」

 

そこで言葉が詰まり、秀吉はガックリ肩を落としました。

 

「お市様が、柴田殿のところに嫁に行かれるんじゃ!

どう思うよ、寧々!!

あの髭もじゃの柴田様ぞ!

お市様より25も年上の柴田様ぞ!

わしは、本当にびっくりしたぞ。」

 

「あらまぁ、なんということ・・・」

 

と口で言いながら、わたしは心の中でほくそ笑みました。

ええ、これがわたしの送った爆弾です。

秀吉から三法師様の話を聞いた後、彼が織田家のすべてを手に入れたい、と望んでいることがわかりました。

すべて、とはお市様も含めてです。

あのプライドの高いお市様が、秀吉の側室になることなど承知しないでしょうが、女心はいつ変わるかわかりません。

ですから、先手を打ちました。

 

柴田様に、お市の方様を妻にもらえばいかがでしょうか?と文を書いたのです。

もちろんそこに、秀吉が三法師様を連れて行くなど書いておりません。

ただ、同じ女性の立場として

 

「お市様は織田家のために、自分から柴田様の妻になる、とは言いにくいと存じます。

ですから、ここは柴田様から手を差し伸べ、お市様にプロポーズされたらいかがでしょうか?

女は男からの、熱烈なプロポーズに弱いものです。

内心、お市様も柴田様からのプロポーズを待っておられることでしょう。

それは決して女の口から、また主筋のお市様から、口が裂けても言えぬものです。

それが、お市様と姫様たち、ひいては織田家を助けることになるのではないでしょうか?

どうぞ、秀吉と協力しながら織田家を、そしてお市様を幸せにして下さい。」

 

ということを、お伝えしました。

 

どちらにしろ、お市様に2つの選択肢しか残されていなかったのです。

織田家家臣の誰かの妻になるか、あるいは、誰かの側室になるか、です。

お市様は信長様亡き後の織田家のシンボルとなるお方です。

戦国1の美女と誉れ高く「信長様の影の懐刀」と言われるほど、影響力の強い女性です。

そんなお方が、このまま1人で織田家に残るなど無理でしょう。

もう誰もサポートし、守ってくれる人はおりません。

お市様は、自らが先頭に立ち采配を振るうタイプではありません。

この時代の女がみなそうであるように、力のある男の元で自ら持つ眼力や美しさや策略を生かす方です。

ですから、織田家家臣の中で妻の座が空白な柴田様が、受け入れ先として一番きれいなのです。

 

柴田様の女扱いの下手さを見ていますと、とても自分からお市様に積極的に言い寄る流れになりそうにありません。

ですからわたしが「同じ女の立場として」と前置きし、お市様へのプロポーズをお薦めしたのです。

柴田様からは、「本当に?!」というような文が、返ってまいりましたよ。

わたしは「本当です。」とまた返しましたけどね。

 

わたしのことを、恐ろしい女だと思いますか?

けれど、母親というものは、そういうものではありませんか?

愛する我が子の危険を察知したら、どうやってでも近づけまい、とさせるものですよね。

わたしも、そうしただけです。

 

お市様の存在は、秀吉にとっては危険な香りがします。

美しいけれど、毒を持った花。

食虫植物のように、いい匂いをさせおびき寄せ、男を食って美しく咲き誇る花のようです。

断じて、秀吉のそばに置かせてはいけません。

 

これから先、柴田様と秀吉が争うことになったら・・・

いえ、その危険性は十分あるでしょう。

その時、お市様を擁する柴田様が有利なのかどうか、わたしにはわかりません。

でも、言っていますでしょう?

わたしは秀吉の才能と運に、賭けたのです。

ならば、秀吉は柴田様と争って勝つはずです。

 

本当にお市様を手に入れたいなら自らが勝利し、その時にこそ手に入れればいいのです。

高嶺の花、を手に入れる喜びがあるからこそ、秀吉の野望と欲望はなお一層彼を強くするでしょう。

そうやってご褒美として手に入れるなら、大目に見ましょう。

たぶんその時のお市様は、男を引き付ける魅力が半減しているはずですから。

ただの観賞用の美しいだけの花、になっていることでしょう。

それがプライドの高いお市様の行く末、と見ました。

 

わたしの闇は自分が思うより、ドス黒いかもしれません。

だけど、わたしはその黒い闇の中に白い蓮の花を咲かせたいのです。

蓮の花は、泥の中に咲いています。

「蓮は泥より出でて、泥に染まらず」と言います。

わたしは闇だけを抱えた女ではありません。

白い光もわたしの中にあるはずです。

だからこそ、豪姫や秀勝を慈しみながら育てることができるのです。。

 

人は誰しも割合は違えど、光と闇の両方を持っているのではないでしょうか。

光があるから闇は黒く、闇があるから光は白く輝きます。

陰陽のように、二つでひとつ。

善と悪、という言い方はすきではありません。、

自己弁護をするわけではありませんが、光と闇に折り合いをつけながら生きていくのが人間だと思うのです。

わたしもそうやって自分のドス黒い闇という泥の中で、泥に染まらない白い蓮の花を咲かせるのです。

 

清須会議では、信長様の領地の配分も決まり、秀吉の領地は加増され、柴田様をも超えました。

そこから秀吉の闇のふたが開き、表に顔を出し始めたのです。

 

 

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あなたの持っている光と闇。

 

あなたには、わかりますよね?

 

どちらもあなたです。

 

どちらも受け入れていいのです。

 

 

光も闇も、あなたを輝かせるために存在します。

 

ただ、それだけです。

 

 

 

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