彼の才能と運に賭けてみたい!・・・リーディング時代小説「寧々ね」① | 2万人以上が幸せに!愛され、満たされ、最幸の女性になる美開女レッスンで、未来からプライスレスの愛も豊かさも受け取り、輝いて生きる

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セラピスト歴20年2万人以上が幸せに!愛され満たされ、最幸の女性になる美開女レッスン。未来からプライスレスの愛と豊かさを受け取る【40代から心のフィニッシングスクール】リーディングセラピスト、ヒプノセラピスト養成「心星ポラリス」神戸:人響三九楽ひびきさくら


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結婚は、親が決めた相手とするものだと思っていました。

 

そういうものでしたよ。

 

この時代。

 

 

 

恋や愛・・・そんな浮ついた気持ちでするものではなく、生きていくための家と家のつながり。

それが「結婚」でした。

けれどわたしは秀吉、いえ当時は藤吉郎という名でしたが、彼に恋をしました。

わたしは14才でした。

 

 

信長様が、鷹狩の帰りにわたしの義父の屋敷に寄ったのが出逢ったきっかけでした。

わたしは叔母の嫁ぎ先の浅野家の養女でした。

信長様にお茶を出すよう、義父に言われました。

 

美味しそうにお茶を飲む信長様のそばで膝をつき、控えていたのが藤吉郎でした。

信長様は、わたしに尋ねました。

 

「名前は何、という?」

 

「寧々、と申します。」

 

「もう、結婚相手は決まっているのか?」

 

「いいえ、まだでございます。」

 

 

いきなりそう信長様に聞かれ、面食らいました。

義父は、もしやわたしが信長様の側室に、と思ったそうです(笑)

浅野の家にとっては、チャンスですものね。

でも、信長様の思惑はちがいました。

そばにいる藤吉郎に、こう言ったのです。

 

「おい、藤吉郎、お前この娘を嫁にしたらどうだ?」

 

 

信長様が、わたしと藤吉郎のキューピットでした。

浅野の義父と義母は、身分の低い農民出身の藤吉郎を信長様に勧められ、内心嫌がっていました。

わたしも未だにわからないのです。

どうして、あの時信長様はわたしのことを藤吉郎に勧めたのか。

他にも家来はおりました。

でも、信長様はわかっておられたのかもしれません。

農民出身の藤吉郎は、武家から嫁をもらうことがむつかしいことを。

このままだと、藤吉郎は結婚できないかもしれない、ということを。

 

信長様は当時から藤吉郎のことを評価し、信頼していました。

どこかに藤吉郎に見合う嫁候補をリサーチし、探していたのかもしれません。

その的に当たったのが、わたしだったのでしょう。

 

これをきっかけに、藤吉郎はたびたび浅井の家に出入りするようになりました。

浅野の義父と義母も、初めは渋い顔をしていました。

せっかく信長様のお目に留まり、側室か?と色めいたいのに、農民出身の男への嫁入りを勧められガッカリでした。

けれど、信長様のご指名とあれば無下にもできません。

ニコニコ笑いながらやってくる藤吉郎を仏頂面で迎えていましたが、当時から人たらしの藤吉郎は腰軽く家の用事をしたり、二人の機嫌を取ったり、だんだんなごやかな雰囲気になってきました。

 

わたしは、と言えば、信長様の命というよりも、藤吉郎に大変興味がありました。

武士が自分の思いを言葉にせず思いを隠し、本音よりも建て前で生きるのとは反対に、健やかに野心を語る彼が新鮮でした。

お金がない彼はわたしに会う時、野辺に咲く花を摘んで来たり、拾ったどんぐりを持ってきてくれました。

 

美しい着物や小物などのプレゼントは、たしかにすてきです。

それらの金額が高いほど、それを愛情に換算するのが女です。

けれど素朴なプレゼントに込められた自分への思いに惹かれるのも、また女です。

家でささやかな夕食をすまし、わたしと藤吉郎は手をつなぎ散歩をしました。

ススキに囲まれた野原で、誰にも見られることなくそっと頬に口づけされました。

 

藤吉郎は当時25歳だったので、女性と経験はあったでしょうが、わたしは初めてのことでした。

胸が高鳴り、顔は赤くなり、口づけされた頬はいつまでも熱くなりました。

口づけの跡など残るわけがないのに、義父と義母にばれないかドキドキしました。

そんな逢瀬が幾度か続き、ついに藤吉郎は、義父と義母に結婚を申し込みました。

 

わたしはそれよりも早く、藤吉郎にプロポーズされました。

 

「わしと結婚してもらえないかな?」

 

彼はわたしの顔をまっすぐ見て、言いました。

 

「それは、信長様に命令されたからですか?」

 

わたしは聞いてみたくて仕方なかったことを、訪ねました。

 

「きっかけは、信長様が作ってくれた。

でも、わしは寧々を一目見て、気に入ったんだ。

一目惚れだった。」

 

藤吉郎は、わたしの手を取って言った。

 

「寧々、お前が好きだ。

ずっと一緒にいたい。

わしは、今に必ず天下を取る。

そして、お前を日本一のかかにしてみせる。

約束する。

だから、わしと結婚しよう。」

 

何も彼のことを知らない人がいたら、藤吉郎のことを「この大ぼら吹きめ!」と思った事でしょう。

でもわたしは不思議と、彼ならそれも夢ではない・・・そんな気がしました。

彼の才能と運に賭けてみたい!

そう思い、彼のプロポーズを受けました。

 

この時、浅野の義父と義母は藤吉郎のことを気に入っていたので、結婚の承諾はすぐに降りました。

ところが、この結婚に反対したのがわたしを産んだ母でした。

母は、わたしと藤吉郎のことを妹である義母に聞き、占いに行ったそうです。

彼が農民出身ということも母にとっては気に食わなかったのです。

村のはずれに住む婆様は、昔から神様のお告げを聞く、ということができるようでした。

 

母は、わたしと藤吉郎の結婚について尋ねました。

婆様はこう言いました。

「この娘は、この男と結婚し、天下を取るだろう。

だが、女としての幸せは、

あきらめることになる。

その覚悟があるのなら、この男と結婚してもうまくいく。」

 

母は「女としての幸せをあきらめることになる」という言葉に、不安を覚えました。

「あの男は、浮気をしてお前を泣かせるにちがいない!」

と母は息巻いて言いました。

けれど、もう藤吉郎と結婚することを決めていたわたしは

「彼と結婚したら天下を取る、と婆様は言っていたわ!」

と母の反対を押し切りました。

 

母の心配は、この後的中するのですが、それはわたしにとって不幸ではありませんでした。

当時の結婚、と言えば、婚礼の当日まで親が決めた相手がどんな人がわからず、当日初対面、ということが当たり前でした。

そんな時代に、わたし達はお互い好き合って結婚できる!という夢のような出来事だったのです。

母を説きふせ、大すきな彼と結婚できることに目がくらんでいました。

 

そして、わたし達は結婚しました。

当時、藤吉郎は25歳。

お金のない彼は、十分な婚礼仕度もできず、藁を敷いただけの粗末な結婚式でした。

それでもわたしは幸せでした。

彼を日本一の男にしよう!

希望に満ちたわたしの新しい生活が、幕を開いたのでした。

 

婚礼が終わり、わたし達は彼の住んでいる長屋に向かいました。

畳が何畳か敷いているだけのみすぼらしい部屋。

そこがわたしと彼の新居です。

浅野の家から届いた新しい布団と、何枚かの着物、鍋などの台所用具がわたしの嫁入り道具。

 

わたしは新しい布団を敷きました。

彼はすぐに布団に入りました。

わたしは、初夜のことを浅野の義母から聞いていました。

「とにかく耐えるしかないね。

初めては、そりゃ痛くて痛くて。

我慢することだね。」

 

初夜はそんなに辛いことなのかしら?と思ったのです。

もちろんわたしは生娘でしたから、他の人との経験はありません。

藤吉郎が初めてです。

緊張して、おずおずと彼に背中を向け布団に入りました。

彼が手を伸ばしてくれるのか?じっと待っていました。

すると、ごぅー、ごぅー、とすごい音が聞こえてきました。

あわてて振り向くと、彼はすごいいびきをかいて寝ていました。

 

今日の婚礼で、たくさんお酒を飲まされていました。

仕方ないな~と、ちょっぴりホッとしたような残念な気持ちでした。

彼の赤い頬をつっつき、わたしは幸せな気持ちに満たされ眠りにつきました。

 

そして翌日の夜を待ちました。

ところが、この夜も次の夜も彼はわたしを抱こうとしません。

こういうこと、ってよくあることなのかしら?

わたしは混乱してきました。

 

もしかして、わたしに女として魅力がない、ということ?

あるいは、他に女がいるの?

 

婆様の言葉が浮かびました。

「女としての幸せは、あきらめることになる」

 

 

藤吉郎への不安と疑念が、グルグルわたしの心に渦巻いたのです。

 

 

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あなたは結婚に、何を求めますか?

 

何を求めていましたか?

 

あなたはどうしてそう思ったのでしょう?

 

今その思いは叶っていますか?

 

今のあなたはどうですか?

 

結婚はお互いを磨き合うパートナー。

 

あなたも磨かれましたか?

 

 

 

美しく生きる

 

美開女(Be.Akujo)への三歩目。

 

 

 

 

 

 

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