いつもお読みくださりありがとうございます。

 

昨日のつづきで、公文式についての個人的な見解を書いてみたいと思います。

 

私のオススメの開始時期は年長の後半から1年生の夏休みくらいです。

公文式では鉛筆の持てない子には持つところから、運筆からカリキュラムがありますが、運筆と鉛筆の持ち方に毎月高額なお金を払うのもなーなんて思ってしまう方も多いと思うので、だいたいのお子さんが鉛筆は持てるようになってくる年長の後半くらいがおすすめかなと思います。それと最近は(わが子もそうですけど)習い事をたくさんしているお子さんや、共働き世帯で保育園に通っていて毎日親と会って何かができるのは早くて19時以降・・・・なんて家庭も多いので、「毎日必ず」やらせないといけない公文は親子で負担になってしまう場合があるからです。よく、公文じゃなくて「苦悶」だなんていいますよね?絶望

 

つきっきりじゃないと難しい幼児期をさけて、1年生になってからでも、なんとか中学受験に間に合うレベルまで(G程度)を小4前半までにできると思います。

 

 

わが子たちは2人とも公文の算数をやっていた&やっています。

兄は1年生のおわり、2月の体験学習からだったかな。本当はもう少し早く始めようとも思ったのですが、この時期になりちょっと遅かったので苦労しました。

 

実は私がその頃、ここまで公文の効果をわかっていなくて、開始が遅くなりました。自分を過信していたせいなのですが、「夏休みに公文が出版している足し算ドリルとかを毎日やらせれば、けっこう計算力つくんじゃないの?」と思ってやらせてみたのです。そうしたらもう、1日1Pやらせるのもそばにつきっきりじゃないと進まないし、本人も嫌がるし大変でした。。。。ショボーン

なので諦めて教室に入れたのですが、そうするとびっくりびっくり

あの「簡単なところからスタートする」というのがいいんでしょうね。すいすい自分で解いていき、ノリノリで進んでいきました。もちろんすぐにそんなに簡単ではなくなるので、本人いわく「だまされた。公文なんてやるんじゃなかった」と日々愚痴っていましたが。。。

 

 ちなみに夏休みに「自宅学習で公文と同じ計算力はつけられない~」と気づいたのに開始が遅れたのは自分の仕事が忙しかったりして教室を探したり検討したりすることが後回しだったからです。

 

以前、教育学で本などを出版されている元小学校教師の先生の講演会で「読み書き計算は本当に大切です。そして私の経験では、子どもは一単元で一万問の計算をすると完璧に身に付きます。」というお話を聞きました。全然公文式とは関係ない講演会だったのですが、公文式だと当然のように足し算も引き算もそれくらいやらされます。だから身につくんだなーとそのときも納得したことを覚えています。

 

家庭学習で一桁足し算一万問、二桁足し算一万問、三桁足し算一万問、、とやっていくのってかなり大変です。私は自分でそれをやらせようとして挫折しました。

 

結果として兄のほうは、小3終わりかな、小4に入っていたのかな、くらいにHの半分までで終了させてそのまま英語にシフトしました。そして小4から小5の2年間でDスタートでHの半分まで終了し、英検は小4と小5で5級と4級を取りあとは公文式は辞めて受験に専念しました。

我が家は仕事的にも環境的にも全然海外と縁もなく、親も英語を使っていないので帰国子女のご家庭や保護者の方がバリバリ英語を使っていらっしゃるご家庭からしたら「え?5級?4級?そんなの幼児が取るんでしょ」と思われると思いますが、受験勉強と並行させてはこれが我が家の精一杯でした。

 

たかが4級、たかがHまで(公立の中2相当)の英語でしたが、それでも中学生になってからアドバンテージはありました。英語をほとんどやっていない子に比べると基礎的なことがわかっているので、本人も苦手意識を持つことなく英語に取りくめていると思います。もちろん、進学校でニュートレジャーを使っていますので中1の終わりにはアドバンテージは消えていますが、授業自体に余裕を持ってついていっているのでやはり「やっててよかった公文式」と思いました。

 

加えて中学受験が終わった2月の第二週の頭にすぐまた公文に復帰しました。それも今から思うとやってよかったです。そのときは数学と英語両方です。受験で忘れてしまっていることを思い出すためGまで戻って確認からスタートし、4月に備えました。そのまま11月まで続けたのですが学校までの距離が遠いことと、12月から数学だけ塾に通うことにしたため英語も数学も両方辞めて、現在に至ります。進度としてはIまでほぼ終了という感じでしたね。公文でのアドバンテージは数学でも消えてきてはいますが、やらなかったらと思うとゾッとするくらい役立ちます。

 

プラスとマイナスの簡単な計算なども、軽く1万問以上やらされているので「不注意の王様」のような息子でもミスの頻度も減りますし。

 

だいたい一般的な偏差値表で新御三家と言われる学校のすぐ下の位置くらいに置かれているのが息子の学校ですが、そこでも十分公文は通用したといえると思います。

 

まだ、次回に続けさせて頂きます。