7月の年中児向け絵本 | さくら幼稚園のブログ

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年中児向け絵本7月号は「ノムとノマの のいちごつみ」です。

         

 表紙を見た瞬間に、とてもきれいな絵本という印象を持ちました。

二人の小さなノムとノマが主人公です。

ちょうど絵本で描かれているくらいの体の大きさのようです。

木を コナラ、のいちごを ナワシロイチゴ、笹の葉を クマザサの葉、ことりを メジロ、水中のさかなを採ったとりを カワセミと具体的な名前で表現しているので、ノムとノマは森の中に長年住んでいて、いろいろな知識や知恵を持っているようです。

         

季節は、夏の初めで、気持ちのいい朝に、森の中の島へナワシロイチゴを取りに出かけるのをちょっとした冒険のように展開してゆきます。        

絵も具体的特徴をとらえていて、実物の通りにそしてきれいに描写されています。

         

 色使いも優しい色が多いので、万事穏やかに進むと思いきや、ノムとノマは途中でいくつかの困難に遭い、やっとの思いでナワシロイチゴつみを達成し、無事に家にたどり着き、安心します。

         

         

         

 絵やお話から、こどもたちが森の奥へどんどん進んでいくノムまたはノマになった気分になれそうです。

私も絵と文章から想像の世界を体験できました。

おまけに、小人という設定が、今までとは異なった視点からの想像や好奇心など、絵本の魅力に引き込まれてゆきました。

 二人の会話や文章も絵の雰囲気に合っていて、読み手の親も読みやすいと思います。

読み終わった後でも不思議な余韻が残されて、森へ散歩に出かけたり、道端の何気ない草花の名前を調べたり、それを利用して何かを作りたくなる気分にしてもらえます。

大人にとっても冒険映画を見終わった時のような感じです。

 ご家庭で何度か読んであげて、お子様がノムやノマになった気分が味わえたら、いつもと違う一冊になると思います。