九州旅行4日目は、レンタカーで 長崎 外海(そとめ)ぐりです。 

まずは、池島炭鉱見学です。
事前予約が必要で、「長崎さるく」というHPで、池島炭鉱坑内体験ツアー(2680円)というのを見つけて申し込みました。
長崎駅からのバスツアーもありましたが、日にちがあわず、直接池島へ行くコースを選びました。
池島への行き方は、「そとめぐり」外海観光サイトのHPにかなり詳しく紹介されていました。

朝、長崎駅近くのオリックスレンタカーで予約していたレンタカーで神ノ浦港へ向かいます。
長崎駅から路線バスを乗り継いで行くことも考えましたが、途中で寄り道したかったので、レンタカーになりました。
国道202号線を北上して、寄り道をしなければ、約1時間で 神ノ浦港に着きます。
11PT360558_convert_20171128004453.jpg

午後からの体験コースにしたので、12時半頃に神ノ浦港に到着するように計画しました。
神ノ浦港に到着後、フェリーの切符売り場などを確認して、ホテル外海インに併設したレストラン レスカルで昼食を食べました。

ホテル外海インの海側の1階にフェリーの切符売り場があり、13:46発のフェリーの切符を購入。
切符購入時に 残していく車を止めて置いていい場所をうかがいました。
(池島からの帰りは、人間しか乗れない高速船の予定なので)

13:46キッカリに何の合図もなく池島行きフェリーは出航しました。
遠ざかる神ノ浦港。右側の建物がホテル外海インです。
11PT360562_convert_20171128004518.jpg

池島が見えてきました。
11PT360575_convert_20171128003112.jpg

14:13に池島港に到着。(フェリーは池島終点ではないので、ちゃんと時間を気にして自分で動かないと、アナウンスとかは全くないので、注意が必要!)
池島港でフェリーを降り桟橋を出たら、すぐにお迎えの方が声をかけてくださいました。
PT360583_convert_20171128003247.jpg

池島は、九州で最後まで残った炭鉱の島です。
戦後間もない昭和27年(1952)から海底炭鉱の開発が進み、昭和34年(1959)には営業出炭を開始、のちに坑道総延長距離約90kmの巨大海底炭鉱へと発展しました。
石炭から石油に移る「エネルギー革命」と、安価な外国炭に押され、平成13年(2001)11月、半世紀にわたる炭坑の歴史が終わりました。
昭和45年の池島の人口は7776人でしたが、平成26年は205人 135戸だそうです。

池島港から、事務所のようなところ(池島炭鉱倶楽部)へ移動し、映画などで炭鉱の歴史や概要説明を受け、キャップランプ、ヘルメットなどを装備して、坑外トロッコ電車停留所へ車で移動しました。
元炭鉱マンガイドの案内で、閉山後に海外研究生が使用していた炭坑内にトロッコに乗って入坑し、坑内を探検、採掘機械の模擬操作などを約1時間体験しました。
結構、暗い坑内の様子。
灯りを全部消しての暗闇体験なんていうのもありましたよ。こんなところで、作業が行われていたんですね。
PT360599_convert_20171128003730.jpg

PT360595_convert_20171128005510.jpg

PT360604_convert_20171128004049.jpg

炭坑内からまた トロッコで戻ります。
PT360605_convert_20171128004122.jpg

錆びた石炭船積機などの設備が、あちこちにあります。
PT360607_convert_20171128004258.jpg
坑外トロッコ電車停留所で、ヘルメット等を返却して終了です。

佐世保港行きの船に乗る人もいて、時間まで個人で島内散策をするのだそうです。
私たちは、人数が少なく、帰りの船の時間も近かったので、、車で池島港へ送っていただけました。
途中、車窓から、8建てアパートなどを見ました。エレベーターは無く、立地の高低差を利用し、裏側に階段を使わずに5階部分から中に入れるようになっているそうです。
石炭積み込み機、旧石炭火力自家発電所、貯炭場等の説明もありました。

池島港発15:47高速船で 神ノ浦港へ戻りました。
PT360609_convert_20171128004423.jpg
2017/11/7撮影

にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ