今週の水曜日は冬至でしたね。

 

冬至と言えば柚子湯。

 

さくらの家でももちろん柚子湯をご用意しましたよ。

 

と言っても入浴シーンの写真を撮る訳にはいかないので…

 

三番館1階の、柚子湯の準備をしている風景をアップします。

 

 

柚子の皮を剥いて、細かく刻む作業です。

 

この刻んだ柚子をネットに入れて、お風呂につけるんですよね。

 

皆さん、一生懸命に作業をされています。

 

 

見事な手際で、あっという間に、刻んだ柚子の皮が出来上がっていきます。

 

見事ですが、この写真、職員ではなくて、ご入居者様なんですよ。

 

グループホームは認知症のご高齢者様しか入れない制度ですから、さくらの家のご入居者様も皆さん認知症を患っています。

 

それでも、これだけ見事に包丁を扱えるんですよ。

 

きちんと職員が準備して、作業環境を整えて、安全に配慮しながら見守っていれば、包丁仕事ができるご入居者様は多いんです。

 

包丁の技術自体は、職員よりはるかに上!という方も少なくありません。

 

このように、ご高齢者様が今できる能力(ちょっと嫌な言葉ですが、残存能力と言います)を維持することも、グループホームの重要な役割なんですよ。

 

 

さて、こうして出来上がった、刻んだ柚子の皮

 

皆様のおかげで最高の柚子湯を楽しむことができました。