ザ・メダカ2号店 古川氏が作る
メダカのタモ網とは⁉️


古川氏とメダカの出会い
「約4年前に、他界した父が青メダカを貰ってきた時まで遡ります。この頃から私もメダカに興味を持ち始め、1匹1000円で幹之メダカを沢山買いました。そして地元の愛媛県のメダカ屋さんを回っていると興味深い人に出会いました。
それがザ・メダカの玉井俊朗さんです。後の私の2人の師匠のうちの1人です」

タモ網を作るキッカケは
「ザ・メダカへ通いながら、玉井さんにメダカのブリーディング等、様々なことを学びました。
他愛もない雑談をしたり、昔の思い出話を聞きながら楽しい時間を過ごしておりました。
そこで玉井さんが作ったタモを見せてもらったのです。非常に使いやすく、頑丈で、洗練されたタモが幾つもありました。そして玉井さんから選別網の製作方法を学びました」

最高の選別網を作りたい!
「それから1年ぐらい選別網を作っていると、私にある欲望が芽生えてきました。玉井さんに、日本で1番のタモ職人は誰ですか?と聞くと、新居浜市の近藤さんと言われました」

タモ網の師匠に会いに行く
「忘れもしません。2020年10月11日、私の家から近藤さんの家まで約2時間。タモの神に会いにいくので、石鎚神社にお参りしてから、近藤さんの家へたまつ向かいました。その日は一日中雨が降っており、私はずぶ濡れです。
到着すると私は近藤さんでお間違い無いでしょうか?松山の玉井さんから日本で1番のタモ職人がいると聞いて来ましたと玄関先で告げました。すると近藤さんは、家に上がってコーヒーでも飲めやと怒られました。




2人目の師匠
「家に上がって仏壇に一礼し、近藤さんの作ったタモを見た瞬間、この人がタモの神だと感じました。
そこからメダカやタモの話を聞いていると、近藤さんのタモは構造上、人間工学的に優れている事がハッキリと理解できました。玉井さんからタモの基礎知識を学んでいたからです。
何度も近藤さんの家でタモを学び、限界まで贅肉を削ぎ落とし、バランスが良くて、使いやすい。省力化と安全性、そしてメダカの習性を利用した構造です」

師からの言葉
「今までタモを教えてくれと言った奴は、全員突き返してきた。教えたのはお前が初めてや。ええタモ作るようになったな。」

古川氏にとってタモとは?
「2人の師匠が生み出した人間が使う選別網という道具を、自分なりに進化させた姿。地球の物理の塊。私が言えるのは、これだけです」

ザ・メダカ2号店として今後の抱負は?
「良い時も苦しい時も私たちを支えてくれた、ダークエメラルドフィンのまだ見ぬポテンシャルを更に高めて、エメラルドフィンを主軸にした品種改良も行っているお店です」


このような思いで作られているタモ網を、桜めだか直売所とオンラインショップにて取り扱わせて頂ける事となりました。
既製品にはない温もりと匠の技を感じてください🌸