「私たちは何にでもなれる」



そのセリフが胸に響く映画
『コンフィデンスマンJP(プリンセス編)』は、

「他人より優れていることが高貴なのではない。
 本当の高貴とは過去の自分自身より優れていることにある」


アーネスト・ヘミングウェイの言葉から始まり、



Official髭男dism の主題歌
『Laughter』で幕を閉じる☆



この主題歌の歌詞は、
読み返せば読み返すほど、
深い想いになる。。。


心配して引き留めてくれる言葉を振り払い、
本当の正しさ・自分自身の勝利を信じて
なんの保証もないチャレンジに挑んだことのある人、




世間の常識では難しい、でも、
諦めることができない自分の夢の為に、
大好きな故郷から飛び出したことのある人には、




特別な想いが宿るのではないでしょうか?!

「成し遂げるまでは振り返れない」



きっと、それは、

Official髭男dismが込めた想いと
シンクロするからかもしれません!



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藤原聡(Vo/Pf):

この曲の元になってるのって、

山陰から上京するんだというときの心の声、
音楽をやりたいんだという思いが
自分の心の中の『Laughter』という鳥……

 

つまり、

心の底から笑える人生への選択肢を選びたい、
という思いでこの歌詞は生まれているんだけど。



東京に出るときって、
愛ゆえに心配されて引き止められるじゃないですか?


そこに対する気持ちだけ受け取って、
でも行くんだということを歌いたかったというのもある。


この『有難う』は、「これで本当によかったのかな……?」
という気持ちも入ってると思うんだよね。


強がっているところもあると思うし。

東京に出るときに
「4人で行くから大丈夫です」って言いながらも、
多少不確かな未来が不安でもある、

というのが出たのかなと思っていて。

でも、Bメロで解決するんだよね。

「ずっと山陰で働き続けるほうが良かったかな、
 って言う権利ももうないよ。
 もう行こうじゃないか」


というふうに思い直していくんだけど、
そういう心の動きが歌に出ているのかなって思います。

TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! ヒゲダンLOCKS!」7月15日(水)放送より)


 




Laughter by Official髭男dism 
作詞:藤原聡. 作曲:藤原聡.

  <<You Tube 映像>>

Official髭男dism - Laughter[Official Video] - YouTube

 


鏡の中を覗いても 羽根ひとつも見つからないけど

空を待ち焦がれた 鳥の急かすような囀りが聞こえる

鉄格子みたいな街を抜け出す事に決めたよ 今

それを引き留める言葉も 気持ちだけ受け取るよ 
どうも有難う

 

失うものや 諦めるものは 確かにどれも輝いて見えるけど

秤にかけた 自分で選んだ 悔やむ権利も捨て去ってた

 

翼は動きますか?本当に飛べますか?

YesもNoも言わずに真っ直ぐに空を見てた

鳥の名前はラフター ケージを壊した
 

YesでもNoでもなくて 飛びたいとはしゃいでる声だけで

膝を抱えた昨日までの自分を 
乗り越えたラフター 今日も歌い続けた

自分自身に勝利を告げるための歌

 

 

本当の正しさってものを 風の強さに問い詰められて

行くべき道を逸れて 他の鳥の航路へ迷い込むこともある

乱気流の中でさざめく 光の粒を探して ほら

たとえ紛い物だったとしても 自分にとっての正しさを

創造してみるよ 大事にするよ

 

人格者ではなく 成功者でもなく 
いつでも今を誇れる人で在りたい

そんな希望抱き 未来図を描き 
手放さず生きていたいだけ

 

現実は見えますか? 保証は出来ますか?

YesもNoも言えずに答えに詰まっていた過去を

背に乗せたラフター 予想を覆した
 

ゴールや距離ではなくて 絶えず響いてた声こそが

孤独な夜にサーチライトにしてた 
あの光だった 今やっと気付いた


 

前例のない大雨に 傘も意味を為さない それでも胸は熱くなって

海鳴りよりも強く 稲妻よりも速く 羽ばたいて前途を目指して


 

翼は動きますか?本当に飛べますか?

YesもNoも言わずに真っ直ぐに空を見てた

鳥の名前はラフター ケージを壊した
 

YesでもNoでもなくて 飛びたいとはしゃいでる声だけで

膝を抱えた昨日までの自分を 
乗り越えたラフター 今日も歌い続けた

自分自身に勝利を告げるための歌