7月23日、テレビなどでおなじみの料理研究家小薇さんの料理が楽しめるオーベルジュが館山にグランドオープンしました。館山駅からタクシーで5分ほど。歩きだと25分くらいかかるでしょうか。海がすぐの場所にある素敵な建物です。

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館内には、豪華なシャンデリアがきらめきます。2フロアの高さのある吹き抜けを巨大なシャンデリアを飾ります。スゴイですよね。いやらしいけど、これだけでおいくら?とちょっと値踏みしちゃう豪華さです。

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シャンデリアの下には大きな丸テーブル。やはり中華!円卓です。これは朝食の時に撮影したので、ちょっと置いてある食べ物は無視してください。

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オーベルジュは『館山美食倶楽部』。『Grand Maison W』は『館山美食倶楽部』のレストランの名前です。私はお料理教室に参加している関係でお声がけいただき、オープニングレセプションの晩餐会にお伺いしました。こちらでは館山の海鮮類や野菜等をふんだんに使った小薇さんの中華料理がコース仕立てでいただけます。この日はオープニングのスペシャル料理でした!

 

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グランメゾンというだけあり、中野富士見町の小薇点心とはまた違う雰囲気で、全てにおいてアップグレード。メニューにはなかったのですが、この日は小薇先生がめっちゃ張り切っていろいろな料理を作ってくださいました。

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真鯛のタルタル アオサのチュイル

まずは海のものから登場。タルタルはシソや山椒油を使いタルタルに。香り高いアオサのチュイルを添え、食感も楽しいの。

 

 

前菜八種  房総の海

レモングラスの入った赤酢で漬けた珊瑚クラゲ、上海伝統の枝豆と蒸し鮑の紹興酒漬けは立派で柔らかく火が入っています。衣をつけて揚げたコショウダイの熏魚と美しくカットされたきゅうりの甘酢漬け。

 

 

レタス寿司 腐乳のソース

美しい料理が出てきた!と思ったら、なんとお寿司でした。焼酎ダレに漬けたサーモンをタイ米と館山のレタスで巻いています。腐乳って臭いイメージですがこのソースは風味付けに使っている感じで豊かな風味。楽しくいただきました。

 

 

 

ホワイトコーンとホタテのムース、キャビア添え

自家製XO醤で軽く焼いたホタテに糖度の高い館山のピュアホワイトとホタテのをかけています。甘味と塩味、そして旨味が合体した前菜です。

 

 

前菜三種 南の中国

中華料理の定番的な料理が少しずつ味わえる楽しい前菜。オリエンタル焼きナスの青椒皮蛋和えは、館山のおおとろ茄子はやはり館山の甘長唐辛子、そしてピータンと合わせシャープな辛さが隠れています。また潮州式フォアグラのテリーヌは、バラのリキュールとスパイスに漬けた華やかなフォアグラは館山イチジクあわせ、優しい味わいととろとろの食感で。松坂豚のチャーシュー皮目がパリッと焼かれて美味。

 

 

太刀魚のフリット

浙江省の料理だそうです。コースにはなかったのですが、小薇先生は料理教室と同じく大盤振る舞いで(笑)追加。太刀魚は塩をして干したものを素揚げにしたシンプルながら、太刀魚の旨味が抜群に生きたものでした。食材の良さって大事♪

 

 

鮮魚のラー油アヒージョ&冷製担々麺カッペリーニ

旬の鱸は唐辛子たっぷりの辛いソースに盛り付けて、最後熱した油を注ぎ火をいれていきます。まさに鮮魚のクオリティーがものを言う。この日はお魚を仕入れている株式会社まるいの代表とも同席させていただきお魚についても教えていただきました。

 

 

 

 

 

料理はそれそぞれ盛り付けていただきいただきましたが、大きな鱸でしたが目利きによる厳選で脂の乗り具合もばっちりで、まさに旬の魚を味わっている感じ。ほどよく火が入り美味しくいただきました。

 

残ったスープには麺とゴマダレを入れ、担々麺に。2度美味しい♪

 

 

北京ダック

そして豪華の極み北京ダックです。

 

北京ダックは2種の味わいで愉しませていただきました。

 

北京ダックは平餅に巻いた定番と、

 

香ばしいトーストの上に鴨のリエットと北京ダックの皮が重ねられ、キャビアが添えられた、贅沢なカナッペのような形ででてきました。

 

極上フカヒレ

今回は極上のモウカザメのフカヒレが使われていました。お皿いっぱいに!!豪華です。しかも何やらハマグリが乗っているではありませんか。今回は、繊細なモウカザメのフカヒレをハマグリと金華ハムでとってた優しい味わいのシャンタンスープで煮込んでいました。

 

フカヒレは館山に本社のある信和キンシ工場。千葉のふるさと納税で1位だそうです。

 

 

 

 

ちょうどテーブルで小薇先生のチャーハンが絶品だよねという話をしていたらこれまたメニューにないチャーハンが登場。この日はオープニングレセプションで先生に近しい方が呼ばれたとのことですが、確実に赤字だったのではないでしょうか。

 

 

 

スープにチャーハンを入れて最後まで食べ尽くしました。

 

トマトのシャーベット、金木犀の香り

お口直しは、トマトで作った青い味とトマトならではの酸味のあるシャーベット。金木犀のお酒でつけたプチトマトを合わせて華やぎも。

 

 

 

イノシシと葉山椒の焼売、特製エビ餃子、伊勢海老の小籠包

伊勢海老がしっかり味わえる小籠包は贅沢。ぷりっぷりの海老餃子もありました。そして千葉といえば最近ジビエに力を入れていますが、地元のイノシシを使った力強い味わいの焼売という楽しい盛り合わせでした。

 

 

 

燕の巣入り白キクラゲのスープ

まずはとろとろのスープです。白きくらげは消化を助ける働きがありますのでこれで食べた分がチャラになる???(笑)。燕の巣の贅沢ゼリーもたっぷり♪

 

桃の杏仁豆腐

最後は優しい味の杏仁豆腐でした。季節の桃の赤ワインのコンポートを添えて。

 

 

 

 

宿泊できるお部屋は2階に。吹き抜けに「Ohh!ロミオー」みたいな窓があったり、流線型の階段になっていたりすごいですね、この建物。

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もこちらが私が宿泊したオーシャンビューのお部屋。

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大きな窓から海が見えたりテラスもあるんです。朝は鳥のさえずりで目が覚めました。

 

朝はお散歩に行ったのですが、帰ってきてからテラスでコーヒーを飲みました。

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お風呂からも海が見えました。

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朝ごはんの前には海まで行ってお散歩。桟橋ではたくさんの釣り人もいました。

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漁船もたくさんあったので、新鮮なお魚もたくさんです。

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海も綺麗でお魚も🎵

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海から館山城も見えました。

館山美食倶楽部にはキャッスルビューのお部屋もありましたよ。

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ランチコース   6,600円/11,000円

ディナーコース  16,500円/22,000円

宿泊(1名料金:2〜3名) 

平日:50,000円/土日祝日:55,000円/トップシーズン:60,000円

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Grand Maison W 館山美食倶楽部

〒 294-0036 千葉県館山市館山43-3
営業時間 11:00~22:00
定休日 不定休(予約サイトにてご確認ください)
電話:090-1053-3703