昨年9月、広尾にオープンした『La Trattoriaccia(ラ・トラットリアッチャ)』。
駅近にありながら静かな雰囲気でゆったり食事のできるトスカーナ料理のお店です。
階段を上がると、シックな雰囲気の入口。
大人がゆったり食事ができる雰囲気がただよいます。
店内はカウンターとテーブル席。この日は7名での利用だったので
カウンターの前にビッグテーブルを作っていただきました。
窓際には、パスタのスタンプなどイタリアに関連するグッズがたくさん置いて
見ているだけでも楽しい!!
今回は食通、イタリア好き、そんなメンバーにお誘いいただき伺いました。
オーナーシェフの河合 鉄兵氏。
挨拶がてら、メニューを持ってきてくだいました。
なんか顔に人の好さがにじみ出ている感じ。でもかなりの実力派です。
イタリアンの世界に飛び込み20年。そのうちイタリアで16年にも及ぶ修行時には、
ミシュラン星付きレストランでスーシェフも務められました経験をお持ちです。
帰国後は、他店で2年ほど他店でシェフを務め、昨年『La Trattoriaccia』をオープンしました。
前菜の盛り合わせ
オレンジ風味の自家製ソプレッサータ、パルミジャーノレッジャーノと赤玉ねぎのモスタルダ
鶏レバーのクロスティーニ、自家製ポルケッタ、トンノデルキャンティ。
ポルケッタって大きな塊肉を焼いて、メインで食べる感じですが
とろっとろの自家製ポルケッタはハムのように薄くカットしてあります。
とろっとろのお肉は口の中でとろけるようですが、くどくない。
実はこちら、6月に発売のブルータスの「新・日本のイタリアン」で紹介されていて
とっても食べたかったのです~。確実に食べて欲しい前菜です!
また、食べログにも定番と書いてあった鶏レビーのクロスティーニ。
アンチョビとケイパーが加わり、鶏にぐっと深みが足されていました。
オレンジの風味が香るソプレッサータ。お肉とオレンジって合うんですね!
豚の頭部のコラーゲンで固めて固すぎず、口当たりも良かったです。
トンノデルキャンティは、ツナかと思ったら豚ロースだという~。
しっかり火入れした後に、ハーブやオリーブオイルにつけて仕上げるとツナのようになるんですって。さっぱり仕上げてあって、他のお肉系の前菜の箸休めとしてもばっちり。
フィレンツォ風ニョッキ、トマトとバジルのソースで
これがふわふわっで、とろけるテクスチャー。なんだなんだ?とシェフに聞いてみたところ
粉は極力少な目、よって小さめに作られてるいるそうですが、
なるほど、このふわわふ感はぎりぎりの粉で作っているからなのね~と。
じゃがいものとろとろ感、ふわふわ感が味わえるニョッキも必食ですよ!!
仔羊のラグーソースのタリアテッレ
今度はしっかりお肉のパスタです。仕上げはペコリーノチーズで。
タリアテッレとラグーのお肉の火入れの味わいなど相性ばっちり。
本日のグリル盛り合わせ
大きなお皿でドンッと盛り付けられてきたのは、
サーロイン、自家製サルシッチャ、豚肩ロース、仔羊肩ロース。
各部位が美味しくグリルされ登場しました。私は豚肩ロースがお気に入りでした~。
お友達たちと。これでお肉のお皿の大きさ分かりますか?
ドルチェ盛り合わせ
ベルタのグラッパ”ジュリア”を使ったパンナコッタ、アーモンドの風味がしっかりきいた
シエナの伝統的な焼き菓子リッチャレッリ、ポレンタとレーズンの味わいが楽しい
ロンバルディアの焼き菓子ズフリッチョローナ、ベイクドチーズケーキの盛り合わせでした。
ナポリ王家にもその味を認められた、ボルボーネのエスプレッソ。
お砂糖をたっぷりいれて、くいっと飲み干しました~♪
私は飲みませんでしたが、皆さんは最後はグラッパで!!
イタリアーんな感じで、わいわい楽しませていただきました!!
大人がしっとり食事をするのに抜群の雰囲気。
しっかり食べたい時にはコースで。自由に食べたい時にはアラカルトで。
気分や一緒に行く相手によって使いこなせるトラットリアでした!
私もインスタグラム @sakura007で投稿しています。
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