世の中に美味しいレストランは数あれど、大切なレストランってあるんです。

今ではすっかり有名店になってしまった日本橋の『La paix(ラペ)』。

ラペの松本一平オーナーシェフが以前いらしていた『オーグー ドゥ ジュール 

メルヴェイユ』は、私と友人たちにとって、なくてはならない大切なお店でした。

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東日本大震災の自粛時には、「メルヴェイユ」がなくなっちゃうと困るから

「一平ちゃんのところに行こう」。そんなことをメッセージしあい

「メルヴェイユ」に行ったこともありました。

 

「メルヴェイユ」は私がブログを始める前から伺っていたレストランですが

私のブログに初登場したのは、2007年12月12日

なんと、ガラ携で写真を撮っていますが、

私ったらガラ携写真なかなか上手いもんですよ。

 

ラペで今では夏の代名詞となった桃のコースは、

なんと私がはじめてオーダーさせていただきスタートしました。

桃のコースが始まった時。最初のコースはこちらです。

 

ミシュランガイドは2007年の日本に上陸し、2008年版が出版されましたが

残念ながら当時メルヴェイユは星を獲得しませんでした。メルヴェイユで食事をしていると

「●●は星を獲得したから美味しんだね。

でもここは星ついてないから●●のほうがいいレストランなんでしょ。」

そんな言葉がメルヴェイユで食事をしていた時に隣のテーブルから聞こえてきました。

多分その時に記事がこちら。この時にはさすがにカメラで撮影するようになっています。

 

私達の思いは、

「星付きレストランだけが、美味しいレストランじゃない!

メルヴェイユはこんなに美味しくて、楽しいんだから!!」

 

そんなことを言いながら、食事をしていたことを思い出しますが

その時に悟りました。

ミシュランはあくまでも一つの評価。

自分基準で好きなレトランに通えばいいんだ!

 

そして松本シェフは独立し2014年、『La paix(ラペ)』をオープンしました。

 

そんな愛すべき、松本一平シェフのお店

『La paix』に、とうとう星が輝きました!!

 

まあ今では、私なんかよりより多くの熱狂的なファンに愛されている

松本シェフですのできっともっともっと喜んでいる方も多いと思いますが、

当時の体験がずうっと私の心に残っていたので、ラペを知らない人も

ラペに行く動機ができたというか・・・かなり嬉しいミシュラン入りでした。

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以前より、奈良の友人が田中支配人と昔からのご縁なのは

私のブログを通じて分かっていたのですが、今回は上京するので

ラペに行きましょうと、幸運にもお誘いをいただきました。

友人と田中さんは久しぶりの再会。

ご縁は続くんだな、そんなことを感じた時間でした。

 

この時も私はミシュランの発表っていつだっけ?なんて話をしながら

「私はラペが星を獲っていないのは、不服です」。

などと、話していました。もちろんミシュランが全てではないのは

自分が一番分かっているのですが、やはり松本シェフに1つ上にステージに

上がってほしい。だって今日だって満席だし、いつ来たって満席。

そしていつだって、居心地がいい。

もちろんメルヴェイユの時代から評価は高かったのですが、そろそろミシュランじゃない?

私だって、かれこれ10年以上もこの店に通っているんだから。

そんな思いだったので、今回のミシュラン獲得はとっても嬉しいのです。

 

 

と、前おきが長くなってしまいましたが、

今回の楽しいラペでの食事会の様子をお届けしますね。

実はこの日は体調不良でお腹が痛くて・・・・。

でも私は槍が降っても高熱でも食事会の予定はキャンセルいないので

レストランには何とかたどり着きました。この日は珍しく小盛りですのでご容赦下さい。

 

 

そんな思い入れのあるレストラン『La paix(ラペ)』。

コースは、ランチ5,000円、ディナー12,000円の共に1コースです。

ワインーアペアリングは、6種400ml 6500円、3種220ml 3800円、

ノンアルペアリング 5種4500円。

 

アミューズグールは、

黒胡椒がスパイシーな大山鶏とパセリのサンド

 

そして、ベーコンパウダーのかかった

甘さとしおっぱさが同居するバターナッツのパートブリック

 

 

牛のタルタル

赤米て作ったビスケットに牛のタルタルを乗せています。

味のアクセントはグリーンマスタード 

 

サクッとした軽い赤米の香りや味わいのあるお煎餅。

この上にとろっとしたタルタルが乗っていました。

とろっ、サクッとした食感です。

 

マッシュルームのビスケット

ドライポルチーニのお皿に乗ってきたのは、

サクッとしたチーズのビスケットの上にマッシュルームのデュクセルと

マッシュルームの薄いスライスが乗っていました。

フレッシュマッシュルームの香りが口の中に広がります。

 

 

カリフラワー

カリフラワーのムースの中には赤貝が仕込まれていました。

貝類の出汁と海苔で作られたジュレの上には、

フィンガーライム、カラスミ、キャビアのプチプチ感。

柔らか、プチプチのテクスチャーを楽しみました。

 

 

かます・あん肝・柚子胡椒

かわいらしいキューブが積み上げられたお皿です。

火を入れたカマスり上に、根セロリのピュレ、あん肝のムース、

柿とエストラゴンのメレンゲそして柚子胡椒のシャーベットが組み合わされていました。

楽しみながらカマスまでたどり着き、ちょっと生臭くなりそうなあん肝も

とても食べやすく仕上げてありました。

 

パテアンクルート

今回食べに行ったのは、このパテアンクルート。

贅沢にも雷鳥が使われています。

雷鳥、山鳩、蝦夷鹿、フォアグラを使ったパテアンクルートは、

仕上げにポートワインのジュレが流し込んであります。

雷鳥や山鳩などある意味独特の味わいが加わり滋味深い冬のパテアンクルートに。

根セロリのサラダとイチジクのコンフィチュール。

 

パテアンクルートは焼いた姿にも醍醐味があります。

田中さんに、どんなデザインか見たい!!とわがままを言って、

持ってきていただきました。わざわざ型から外して持ってきてくださいまして

ありがとうございます。エレガントな模様で作り上げていて美しいですね。

この手前の丸い穴からワインのソースを流しこんで、オーブンで焼いたときに

発生するお肉の縮みとパイ皮のスキマを埋めていきます。

 

 

ポロネギ・カニ

ポロネギのフランの上には蟹のコンソメ。

味噌が入っているので濃厚なスープになっています。

蟹肉とねぎの甘味を滑らかなテクスチャーと一緒に味わいました。

 

 

白子・リドヴォー

白子とリードヴォーのとろとろ感。

ブルーチーズでいただきました。

アカザ海老なども添えられ濃厚な味のアクセント。

リンゴも加わり、爽やかさも忘れていません。

パリッとプレスされたほうれん草が添えられ見た目も美しい。

 

 

大抵のレストランで、パンが変わったとか、お皿が今までみたことがないものが

出たとかすぐに分かるのですが、今回も「ん?このお皿は?」と聞いたところ

新潟の大橋食器さんのものだとか。しかも本日届いたばかりだということで

ホールの方さえも分からないお皿。松本シェフも

ちょいちょいお皿を購入しているようでさらに料理も楽しくなりますね。

 

金目鯛

金目鯛も小盛りで。

キレイに焼かれたポワレの上には、桜海老と百合根のフリット。

ソースは、インパクトのある春菊と雲丹でした。

お腹の調子が悪いので「うっ、、、揚げ物か・・・」と思ったのですが、

柚子の香りが爽やかに全体をまとめ、何とかいただくことが出来ました。

 

 

ラカン産 プーラルド(鶏)

メインも小盛りで。このアタリになると、「そんな体調が悪かったら来るな!」と

言われてしまいそうですが、メインのお肉はしっとりした火入れで。

ムネ、モモを食べ比べが出来る感じで2種のソテー。

ムネ肉にはトランペット茸のソース、そしてモモにはバターナッツのピュレが添えてあります。

赤ワインで煮込んだラグーを包んだラザニアのようなものも添えられていました。

 

 

韃靼そば・ゲランドの塩

実はこのデザートは、昔、常連さんだけに出されたメニュー。

私たちの間でもメルヴェイユで、自分の時には出たとか出なかったとか

そんな議論もありました。一時なくなっていたのですが、もともと美味しいデザート。

ラペでは定番のアヴァンデセールのようになっています。

韃靼そばのとろとろブランマンジェ、そしてキリリとしたゲランドの塩のアイスクリーム、

そしてミレユンヌの早摘みオリーブオイル。

おでん屋平ちゃんの時には、餡子を合わせた2004年当時のものが登場しました。

 

チーズのスフレ

みかんのジャムがかかった柿の上にフロマージュブラン。

みかんの表面をキャラメリゼした組み合わせでした。

 

 

こちらはお友達がオーダーしたキャラメル等を使ったデザート。

 

 

最後は小菓子で。

 

お腹の調子が悪く、ちょっと冷や汗をかきながら

でもお友達とのおしゃべりはしっかり楽しんでいたので

料理にはちょっと集中できてませんでしたが、

とっても良いレストランなのは長年通ってきているというところで保障済み。

まだ未体験の方も、是非一度ラペに行ってみてくださいね。

 

 

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