かわいい羊さんや山羊さんがお出迎えしてくれたのは、
「美味しいよ」と噂に聞いていて、とても行きたかったお店。

店名は「Ardoak」。アルドアックと読みます。
実はこの店名。入り口ドア外の床にチョークで書いてあるだけ。
上の四角いのは、傘立てっていうとイメージわくかな。
かなりシンプルでカジュアルなお店ですがセンスはバッチリ。

カウンターのみ8席の小さなお店。店主の酒井さんが一人で切り盛りしています。
写真はぼかしていますが、かなりイケメンシェフなんです。
気になる人は実際にお店に行ってみて。酒井シェフのお料理を食べたら
イケメンじゃなくたって好きになっちゃうけど、お話しているとさらに大好きになっちゃうの♡

今回は7500円のコースをお願いしました。
アルドアックのコースは5000円と7500円のお任せコースのみ。
21時からはアラカルトでいただけます。
こういうお店って、ご近所にあると残業しても帰る場所があるみたいでいいですよね。
前菜の盛り合わせ
手前から、イベリコ豚のムースと鹿肉のチョリソ、オリーブ、ブルーチーズと洋梨の
チョコレートがけ、カボチャのムース。かなりお上品で手のこんだピンチョス達です。

アホブランコ
名前の通りニンニクのスープです。はじめスペイン語で「アホ」って聞いた
時にはびっくりしたわ。こういうインパクトのある言葉ばっかりだと語学が
楽しく覚えられるんだけどね(笑)。
ニンニク料理とは思えないデザートのようなスープです。白いスープの色は、
ニンニクとアーモンドと牛乳。上にのった生ハムの塩味と唐辛子のピュレがスープに
さらにパンチを加えます。旬のマスカットと柿は、スープと生ハムの味を滑らかに
優しくつないでくれます。ニンニクの嫌な刺激は全く感じないバランスのとれたスープでした。

茸の煮込み
この季節は茸よね。旨味を含んだ濃厚ソースをしっかり
まとった茸たち。茸の歯ごたえを楽しみながらいただきました。

ソースはパンでぬぐってキレイに食べちゃった。

酒井シェフのお料理はキャンパスに書いた現代絵画のようですね。
こういうお料理を見ていると、発想は無限だなと思うのですよ。
使っている素材はシンプルですが、素材の組合せと盛りつけで、
心踊るお料理に昇華するんだから。凄いなと思います。

日本のいろりで焼いてちょろりとお醤油をたらしたら焼き椎茸の出来上がり。
それだけでも美味しいのですが、椎茸の中に色々な椎茸を乗せているんですね。
椎茸だけだと油分が足りない。ラルドの脂がしっかり椎茸をつないでくれる。
私の椎茸の扱いを少し変えなくちゃ。そんな言を考えながら食べていました。
(シェフ、くだらないことを考えていてスミマセン・・・汗)

ピキージョ
スペインの食卓でよく登場する赤ピーマン。
この中に鱈や海老で作った具を詰めています。
このピキージョと椎茸をバルサミコ風味のソースと
赤ピーマンのソースをつけていただくと野菜の甘さが楽しめました。

烏賊のプランチャ スープ仕立て
目の前で烏賊や浅蜊等でとったスープをそそいでくれました。
レストランで目の前でソースをかけてくれたりするって楽しいですよね。
でもここはカウンターだけのカジュアルなお店。
一人で料理してサーブして・・・。こういうパォーマンスや手間かけて
丁寧にお料理をだしてくれるところに感動しちゃいますよね。

女子3名で伺ったのですが、3人が一口食べてまず口にしたのは
「やわらかぁ~い♡」。ちょうど良い感じで火が入っているのですよね。
そこへ美しい魚介のスープ。竜宮城のお姫様だって、人魚姫だって
こういうのを食べたらみんなシェフのこと好きになっちゃうわよ~。
添えられた黒いのはイカスミをパンで和えたもの。
烏賊のプランチャにちょっとずつつけていただくと烏賊の風味がさらに広がりました。

イカスミのパエリア
カウンターごしに私はちゃんと見ていたのよ。シェフがパエリアを
準備していたの。コースの流れにそってばっちりのタイミングで
パスリアパンをこんな風にみせてくれました。顔は隠れているけど、
かなりイケメンなの。食いしん坊の私は花より団子なので、パエリアに
夢中なのでこんなショットなんですが、とっても素敵な笑顔で出してくれました。

イカスミですがとっても上品。雑に作ると口の中がイガイガしちゃうんだけど
こちらは雑味のないイカスミパエリアです。器の淵に塗られた時々マヨネーズを
加えて食べると酸味でさっぱりとした味に変化を与えてくれました。
こりマヨネーズがあるとないとでは味の華やぎが大違いなの。

金目鯛のポワレ
ポワレでいいのかな?スペイン語がちょっと分からないのゴメンナサイ。
スープを纏った白菜の上にオレンジに焼かれた皮がきれいな金目鯛が乗っています。
黄金色のスープにオレンジの金目鯛。オリーブオイルの水玉模様がかわいらしくて。
旨味の詰まったスープと焼いた金目鯛を一緒にいただくと、より金目鯛の味が深まりした。

この日はワインの女神に愛された女友達と一緒に行ったのですが、
隣にいる私も楽しくなっちゃう感じで飲んでいるの。
彼女たちと一緒にいると本当にお酒強くならないかなと思っちゃうの。

羊のレバー煮込み
やっぱり冬は煮込みだ!!!濃厚なレバーのソースなんですが、野菜の旨味も
詰まったソースを纏った羊肉。口に入れるとはじめはレバーのソースの味が広がります。
お赤身なのかに。味はしっかりですが、ぺろっと食べちゃった。
この時に思ったんだけど、人参の甘味って偉大だなって。
お肉の後にお野菜を食べると人参の甘みがひろがってお口の中がリセットされて
次のお肉がさらに美味しくいただけました。

チーズの盛り合わせ
スペインのチーズの組合せです。手前の灰がけのグレーのチーズは山羊、
左手前は山羊・羊なんかのチーズのブレンド。私ったらブレンドチーズは初めてかも。
羊や山羊のチーズですが、一番インパクトがあったのがグレーの山羊のチーズ。
かなぁ~り濃厚。ここに蜂蜜を付けていただきました。
軽い酸味のあるかりんのジャムも添えられていました。

栗の渋皮煮 アイスクリーム フレンチトースト
この大きな渋皮煮が登場したら、かなりウキウキ度アップだわよ~。
この季節の栗は本当に特別な存在ですね。フレンチトーストと言ってもフレンチ
トーストを崩した煮込みみたいなもの。軽くシナモンが香ります。
秋の濃厚な甘みを楽しんみました。

いつものごとく、美味しくお食事、楽しくおしゃべり。
やっぱり最後のお客さんになっちゃった。
24時まで入店できるのでまだお客さんってくるんでしょうね~。
今日買ったばかりだというブランケットが可愛くて。
次に一番でお店に入ったら好きなブランケットが置いてある席に座っちゃおうかな。

♠Ardoak アルドアック
渋谷区上原1-1-20 JPビル 2F
03-3465-1620
「美味しいよ」と噂に聞いていて、とても行きたかったお店。

店名は「Ardoak」。アルドアックと読みます。
実はこの店名。入り口ドア外の床にチョークで書いてあるだけ。
上の四角いのは、傘立てっていうとイメージわくかな。
かなりシンプルでカジュアルなお店ですがセンスはバッチリ。

カウンターのみ8席の小さなお店。店主の酒井さんが一人で切り盛りしています。
写真はぼかしていますが、かなりイケメンシェフなんです。
気になる人は実際にお店に行ってみて。酒井シェフのお料理を食べたら
イケメンじゃなくたって好きになっちゃうけど、お話しているとさらに大好きになっちゃうの♡

今回は7500円のコースをお願いしました。
アルドアックのコースは5000円と7500円のお任せコースのみ。
21時からはアラカルトでいただけます。
こういうお店って、ご近所にあると残業しても帰る場所があるみたいでいいですよね。
前菜の盛り合わせ
手前から、イベリコ豚のムースと鹿肉のチョリソ、オリーブ、ブルーチーズと洋梨の
チョコレートがけ、カボチャのムース。かなりお上品で手のこんだピンチョス達です。

アホブランコ
名前の通りニンニクのスープです。はじめスペイン語で「アホ」って聞いた
時にはびっくりしたわ。こういうインパクトのある言葉ばっかりだと語学が
楽しく覚えられるんだけどね(笑)。
ニンニク料理とは思えないデザートのようなスープです。白いスープの色は、
ニンニクとアーモンドと牛乳。上にのった生ハムの塩味と唐辛子のピュレがスープに
さらにパンチを加えます。旬のマスカットと柿は、スープと生ハムの味を滑らかに
優しくつないでくれます。ニンニクの嫌な刺激は全く感じないバランスのとれたスープでした。

茸の煮込み
この季節は茸よね。旨味を含んだ濃厚ソースをしっかり
まとった茸たち。茸の歯ごたえを楽しみながらいただきました。

ソースはパンでぬぐってキレイに食べちゃった。

酒井シェフのお料理はキャンパスに書いた現代絵画のようですね。
こういうお料理を見ていると、発想は無限だなと思うのですよ。
使っている素材はシンプルですが、素材の組合せと盛りつけで、
心踊るお料理に昇華するんだから。凄いなと思います。

日本のいろりで焼いてちょろりとお醤油をたらしたら焼き椎茸の出来上がり。
それだけでも美味しいのですが、椎茸の中に色々な椎茸を乗せているんですね。
椎茸だけだと油分が足りない。ラルドの脂がしっかり椎茸をつないでくれる。
私の椎茸の扱いを少し変えなくちゃ。そんな言を考えながら食べていました。
(シェフ、くだらないことを考えていてスミマセン・・・汗)

ピキージョ
スペインの食卓でよく登場する赤ピーマン。
この中に鱈や海老で作った具を詰めています。
このピキージョと椎茸をバルサミコ風味のソースと
赤ピーマンのソースをつけていただくと野菜の甘さが楽しめました。

烏賊のプランチャ スープ仕立て
目の前で烏賊や浅蜊等でとったスープをそそいでくれました。
レストランで目の前でソースをかけてくれたりするって楽しいですよね。
でもここはカウンターだけのカジュアルなお店。
一人で料理してサーブして・・・。こういうパォーマンスや手間かけて
丁寧にお料理をだしてくれるところに感動しちゃいますよね。

女子3名で伺ったのですが、3人が一口食べてまず口にしたのは
「やわらかぁ~い♡」。ちょうど良い感じで火が入っているのですよね。
そこへ美しい魚介のスープ。竜宮城のお姫様だって、人魚姫だって
こういうのを食べたらみんなシェフのこと好きになっちゃうわよ~。
添えられた黒いのはイカスミをパンで和えたもの。
烏賊のプランチャにちょっとずつつけていただくと烏賊の風味がさらに広がりました。

イカスミのパエリア
カウンターごしに私はちゃんと見ていたのよ。シェフがパエリアを
準備していたの。コースの流れにそってばっちりのタイミングで
パスリアパンをこんな風にみせてくれました。顔は隠れているけど、
かなりイケメンなの。食いしん坊の私は花より団子なので、パエリアに
夢中なのでこんなショットなんですが、とっても素敵な笑顔で出してくれました。

イカスミですがとっても上品。雑に作ると口の中がイガイガしちゃうんだけど
こちらは雑味のないイカスミパエリアです。器の淵に塗られた時々マヨネーズを
加えて食べると酸味でさっぱりとした味に変化を与えてくれました。
こりマヨネーズがあるとないとでは味の華やぎが大違いなの。

金目鯛のポワレ
ポワレでいいのかな?スペイン語がちょっと分からないのゴメンナサイ。
スープを纏った白菜の上にオレンジに焼かれた皮がきれいな金目鯛が乗っています。
黄金色のスープにオレンジの金目鯛。オリーブオイルの水玉模様がかわいらしくて。
旨味の詰まったスープと焼いた金目鯛を一緒にいただくと、より金目鯛の味が深まりした。

この日はワインの女神に愛された女友達と一緒に行ったのですが、
隣にいる私も楽しくなっちゃう感じで飲んでいるの。
彼女たちと一緒にいると本当にお酒強くならないかなと思っちゃうの。

羊のレバー煮込み
やっぱり冬は煮込みだ!!!濃厚なレバーのソースなんですが、野菜の旨味も
詰まったソースを纏った羊肉。口に入れるとはじめはレバーのソースの味が広がります。
お赤身なのかに。味はしっかりですが、ぺろっと食べちゃった。
この時に思ったんだけど、人参の甘味って偉大だなって。
お肉の後にお野菜を食べると人参の甘みがひろがってお口の中がリセットされて
次のお肉がさらに美味しくいただけました。

チーズの盛り合わせ
スペインのチーズの組合せです。手前の灰がけのグレーのチーズは山羊、
左手前は山羊・羊なんかのチーズのブレンド。私ったらブレンドチーズは初めてかも。
羊や山羊のチーズですが、一番インパクトがあったのがグレーの山羊のチーズ。
かなぁ~り濃厚。ここに蜂蜜を付けていただきました。
軽い酸味のあるかりんのジャムも添えられていました。

栗の渋皮煮 アイスクリーム フレンチトースト
この大きな渋皮煮が登場したら、かなりウキウキ度アップだわよ~。
この季節の栗は本当に特別な存在ですね。フレンチトーストと言ってもフレンチ
トーストを崩した煮込みみたいなもの。軽くシナモンが香ります。
秋の濃厚な甘みを楽しんみました。

いつものごとく、美味しくお食事、楽しくおしゃべり。
やっぱり最後のお客さんになっちゃった。
24時まで入店できるのでまだお客さんってくるんでしょうね~。
今日買ったばかりだというブランケットが可愛くて。
次に一番でお店に入ったら好きなブランケットが置いてある席に座っちゃおうかな。

♠Ardoak アルドアック
渋谷区上原1-1-20 JPビル 2F
03-3465-1620