私は以前那須ロイヤルセンター(栃木県)に行きたかった、または行く予定があったとあちこちで書いた覚えがある。
まだ結婚して間もない、2人の子どもが小さかった頃の話である。私の発案で主人も賛同してくれて、後はコース(行き先、立ち寄り先、宿泊する場所)と利用する交通機関を決め、数回にわたって資料収集をし、旅行代理店に行くだけとなっていた。実は那須ロイヤルセンターを運営する日本ロイヤルクラブからも資料を取り寄せたが、それは私の夢を打ち砕いてしまう悲しい知らせを伴う事になってしまいました。
『ご請求の資料は送付させて頂きました。残念ながらロイヤルダンシングチームによるレビュー公演は○年○月○日を持ちまして・・・』等と書かれていた。
後に後述の春乃まりさん著書『レヴューの踊り子さん』の記述で、その当時の様子が明らかになり、私の悲しみは倍増した事を覚えている。
ロイヤルセンター閉園後、このダンシングチームは公演を中止し解散してしまいます。系列のホテルだけは経営を続けていたようですが、現在はゲーム機器等で知られるコナミの現住所になっているようです。
その際にホテルやロイヤルセンターのパンフレットの他、ダンシングチームのレビュー公演のプログラムと言っても薄いパンフレットの様な物だったが各景の内容も紹介され、小さいながらもショーの写真や出演者の顔写真と名前が掲載され、スタッフの名前もアップされていた。そんな貴重な資料を私は何だかんだの事情ですべて失ってしまいました。こちらでご紹介、お見せ出来ない事が残念でなりません。
少しマニアックな画像を見つけたのでご紹介します。当時買った旅行ガイドの裏表紙に掲載されていた那須ロイヤルセンターの広告。『ファンタラマ』という乗り物のテーマ曲はレコードになっていました。
過去に某社より販売された公演実況のレコード『ブラボーロイヤル』。
※ タップダンサー松本晋一さんのサイト。
※ 拙宅ブログ過去記事。
ここまでの画像は上記サイト他よりお借りして引用させて頂きました。
日本におけるレビューや歌劇とは、いわゆるオペラではなく、日本発祥の少女歌劇またはそれらから派生したモノであり、まったくの別物です。大正期より日本国内には大小問わず数多く存在していましたか、現存するのは宝塚歌劇団とOSK日本歌劇団だけとなりました。
ここでは、かつて栃木県の那須高原にあった那須ロイヤルセンター(閉園)にあったレストランシアター専属のRMCロイヤルダンシングチーム(解散)についてお話させて頂きます。
今はこのダンシングチームも存在していません。原因は『不況の煽り』を受けたのだと・・・そう自身の著書『レビューの踊り子さん』のエピローグに記述されたのは、かつてこのチームに研修期間を含め4年間娘役として在籍されていた春乃まりさんです。このエッセイが出版されるきっかけとなった出版大賞を開催していた新風社も今はありません。この本も絶版となり書店に出回らなくなりました。
著者である春乃まりさんが自身のHPで手元にある同書を Amazon に置いて下さり、再び私たちの目に触れるようになりました。
※ 以前はブログも書いておられました。現在はどうでしょうか!?
那須ロイヤルダンシングチームの レビューショー
もっと詳しくお知りになりたい方は。
こんな求人ありました。いかがでしょうか!?
2023年 (令和5年) 6月17日 (土) 追記。
偶然見ていた、手持ちの宝塚歌劇の東京宝塚劇場6月・星組公演『虞美人』のプログラムの34ページに掲載されていた第7期舞踊研究生募集と書かれた広告。