本来の自分で生きる。


自分の個性と力を発揮して生きる。


あるがままの自分で生きる。


ものすごく大事なこと。


なんたって、こうして生きることが自分らしく生きることになるから。


しかも、自分らしく生きるからこそ、幸せに生きることができるから。


どんなにお金があろうと、自分を偽って生きていると幸せを実感できるものではない。


ただ、本来の自分で自分らしく生きている人は多くはない。


割合としては少数派であろう。


なぜなら、多くの人が、育つ過程で、自分の個性を抑えてしまうから。


自分の力を発揮することを諦め、周囲に合わせるようにして生きてしまうから。


各々独自の個性と力を持つにもかかわらず、独自の個性と力を発揮すると、どうしても目立つ存在となる。


そして、目立つ存在というのは、周囲にとっては気に入らないもの。


だから、早い段階で、叩かれてしまう。


出る杭は打たれる。


また、出る杭が叩かれているところを見てしまうから、自分自身で抑制してしまう。


ゆえに、自分で出ようとする人は少ない。


小さい時から、周囲の調和を気にし、自分の個性や力を抑える人は山ほどいる。


そうやって過ごしていると、自分の個性や力を抑えることが当たり前となる。


しかも、自分の個性や力は抑えなければならない、と思い込んでしまうもの。


こう思い込むと、そこからは、自分の個性や力は発揮できなくなる。


発揮しようと思っても、無意識の内に抑制するようになる。


長い時間をかけて築いた習慣がそうさせるんよね。


学校生活を過ごしていると、多くの人は、自分の個性や力を抑えて育ちがち。


発揮することを意識し、それを保つ人はほとんどいない。


何か特別なことをしていなければ…


組織に所属すると、どうしても組織を効率よく運営しようとする力が働く。


そんな組織では、各々の個性や力って発揮されると、かえってまとまりにくいもの。


そのため、個性や力を抑え平均的にならすことによって組織を運営しようとする。


平均的なものから逸脱する人は、やっかいもののように扱ってでも…


今は、多くの人が高校までは行くため、12年間ほど、そういう生活が続く。


スポーツや音楽、芸術といった分野に携わらない限り、多くの人は、自分独自の個性や力を見失う。


よって、自分独自の個性や力を自覚しない人は多い。


また、自分の個性や力では通用しない、と決めつける人は多い。


やる前から諦める人のなんと多いことか。


どの人も、その人だけの素晴らしい個性や力を備えているというのに…


自分で自分の個性や力を否定するからこそ、平均的な道を歩むことになる。


ただ、平均的な道というのは、多くの人が行く道であるため、たくさんの人と競争を強いられる。


競争の中で、勝ち抜いていくことを強いられる。


スタート地点に着くまでの間で競争を強いられる。


だが、自分の個性や力を発揮して生きる場合、スタート地点に着くのは容易なこと。


そのことに多くの人は気づいていない。


もちろん、自分の個性や力で生きる場合、ある程度の力は必要。


でも、皆が皆、生まれる時点で、何らかの才能を授かって生きているもの。


育つ過程で、この才能を育みながら生きていれば、誰かの役に立つことはできるもの。


誰かの役に立つことができ、誰かを喜ばせることができると、それは仕事となる。


なんせ、どの仕事も、お客さんに喜んでもらえることによって成り立っているんやから。


誰かに喜んでもらえているものがある、というのは、まちがいなく才能の片鱗。


それを伸ばしていると、より多くの人に喜んでもらえるようになる。


でも、多くの人は、身近の人に喜んでもらえても、それ以上の人に喜んでもらえるわけがない、と決めてかかってしまう。


ゆえに、自分で自分の才能に蓋をし、伸ばすことを諦めてしまう。


人の感性なんて、さほど違いはないため、誰かに喜んでもらえたのなら、他の人に喜んでもらえる可能性は高い。


もっと自分の個性と力を信じ、自分自身を貫いた方が良い。


なんたって、自分の個性と力は、自分だけのものであって唯一無二なんやから。


確かに、自分の個性や力に芽が出たくらいでは、迷惑をかけることもあるし、大きな失敗をすることもある。


けど、そんなことは気にする必要はない。


だって、誰しもが通る道だから。


それに、どんなに成長しても失敗はするもの。


気にせず、ノビノビやれば良い。


少しずつ成長していけば良い。


これでちゃんと人の約に立つ人間へとなれるから。


もっと自分の個性や力を信じなよ。


出る杭は打たれるからといって、自分を抑制するなよ。


打たれないくらい出すぎた杭になれば良いんやから。


出たての杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれないもの。


自分の個性と力を発揮して生きていると、誰だって、出すぎた杭になれるもの。


しかも、出すぎた杭って、それだけで差別化ができるものなんよね。


その上、出すぎた杭になった方が、人生は楽しい。


人生を通して楽しむために出すぎた杭になった方が良い。


そして、自分の人間力で人の役に立つと共に、他者が集まる人になれば良い。


その他大勢の中の一人として生きるより、絶対に楽しいから。


だから、自分の個性と力をもっと信じなよ。


自分が信じれば、それだけ自分個性と力を発揮して生きることができるようになるから。


案外、そんなものなんやで。



サコヤンの独り言

「自分で自分の個性や力に自信を持ち、今まで以上に発揮させよう」