普段使っている言葉。


同じ日本語であるにもかかわらず、人によって相手に与える印象が異なる。


また、相手によって、受ける印象が異なる。


たとえ、同じ言葉であっても・・・


誰が使うかによって、その言葉の重みが違ってくる。


ゆえに、面白い。


なんたって、各々の生き様によって、使う言葉も変わっていくから。


それに、自分だって、いつまでも同じ言葉を使っているわけではない。


10年前と今使っている言葉は明らかに違う。


そして、今使っている言葉と10年後使っている言葉もやっぱり違う。


なんせ、人は、時の流れと共に変わっていく生き物だから。


様々なものに影響を受け、自分がいる環境に応じた言葉を使う。


そのため、否応にも変わっていく。


良くも悪くも・・・


同じであることの方が難しい。


むしろ、同じと感じているのであれば、改め直した方が良いだろう。


なぜなら、自分に素晴らしい経験が積まれていない恐れがあるから。


そないに、成長していない可能性があるから。


環境が変われば、使う言葉も変わっていく。


立場が変われば、使う言葉も変わっていく。


関わる人が変われば、使う言葉も変わっていく。


時が流れていけば、言葉は変わることが普通なんやで。


言葉の変化が、ある意味、自分の成長でもある。


仮に、自分に自信がなかった人が、自分に自信を持てるようになれば、高い確率で、曖昧な言葉を多く使っていた状態から断定の言葉を多く使っている状態になっているだろう。


たとえば、「~したい」ではなく、「~をやる」といったように・・・


人は、成長と共に、使っている言葉も変わる。


だが、このことに、自分自身でも気づいていないことは多い。


つい、過去の自分の感覚で生きてしまって・・・


過去に抱いた自分のイメージを払拭することなく、そのままで生きてしまって・・・


ゆえに、人生のどこかで、過去の自分と今の自分を比較する必要があるんよね。


すると、過去の自分と今の自分をゴッチャにせずに生きることができるから。


そのために、日々、言葉を記していると、比較する材料となるから便利なんよね。


ただ、言葉を記していない人は、過去できなかったことで、今できるようになっているものに着目することをお薦めする。


ちゃんと比較すれば、できるようになっているものは、自分が思っている以上にたくさんあるから。


これに気づけば、今の自分に自信を持つキッカケにもなりうる。


そして、自分への自信は、言葉の重みにも大きく影響を及ぼしているんよね。


自分に自信がある人とそうでない人とでは、明らかに言葉の重みが異なるもの。


言葉の重みって、自分への自信、能力、知識、想いの強さ、経験値、などによって、大きく違ってくる。


今までどのように生きてきたのか、それが、モロに言葉に現れる。


それほど、自分が使う言葉には、多くの情報を含んで発しているんよね。


自分は、そこまで意識して使っているわけではないけど・・・


聞く人が聞けば、人間分析を簡単にされてしまう。


だからこそ、普段から自分がどんな言葉を使うかは意識した方が良いんよね。


知らず知らずの内に、自分のイメージが決められているんやから。


ただ、言葉の重みは、一朝一夕に身につくものではない。


どれほど意識して日々を過ごすかによって、少しずつ育まれていくもの。


意識が高ければ高いほど、順調に言葉に重みが含まれるようになる。


けど、これを疎かにすると、とんでもないことにもなりかねない。


なぜなら、自分が言葉を発したところで、相手にちゃんと伝わらない場合もあるから。


言っているつもりなだけであって、伝わっていないんよね。


言葉に重みが感じられなくて・・・


言葉が軽く感じてしまって・・・


言葉に重みを加えて人に伝える。


ものすごく大事なこと。


なんせ、人は人との関係の中で生きる生き物だから。


自分の想いを言葉で伝えることができる人とそうでない人では、まちがいなく、大きな差となって現れる。


だからこそ、どんな経験を積み、どんな言葉を意識して発するかは、生きる上ですごく重要なことの一つなんよね。


こういったことを含めて、自分の生き様が試されるのは、まずは、就活の面接においてであろう。


その次は、何かしらのプレゼンテーションをする時かな・・・


相手にちゃんと伝え評価を得ようとする時というのは、今までの自分の生き様が試される。


言葉に重みを加えて伝えることができるかどうかは、この大切な時までをどのように過ごしてきたかにかかっている。


これが、大きなウェイトを占めているのではないか。


伝えるテクニックはあるには、あるのだが・・・


仮に、自分が使う言葉を相手が軽く感じるのであれば、今から、自分の生き様を改め直しなよ。


より本気になって今を生きなよ。


普段の過ごし方が、言葉に現れているんやから。


言葉の重みは、すぐ得られるものではないが、意識して過ごしていると、徐々に、育まれていくもの。


時間をかけて、ゆっくりと育む。


これが大事。


そして、長い時間をかけて言葉の重みを得ようとする姿勢が、後々やってくる自分にとっての大切な時に活きてくる。


未来を見据えて、今から準備しなよ。


すると、後になって、ちゃんと準備して良かった。


と思える日がやってくるから・・・


準備をしていなければ、大切な時に準備が間に合わないこともあるから気をつけなよ。


それでは、元も子もない。


ゆえに、時間のある今の内から、将来を見据えた準備をしなよ。


必ず、自分のためになるから・・・



サコヤンの独り言

「日々の過ごし方次第で、誰にだって使う言葉に重みが加わるようになる」