世の中、すぐ結果が出る行動ばかりではない。
むしろ、すぐ結果が出ない行動の方が多い。
なのに、人を見ていると、すぐ結果を出しているかのように見えるから、ついついすぐ結果が出る行動を望んでしまう。
その想いがあるがゆえに、すぐ結果が出ない行動を遠ざけ、避けることにも・・・
だが、すぐ結果が出る行動なんて、ほとんどなく、あったとしても稀有なもの。
だからこそ、すぐには結果が出やしない小さな行動を大切にしなよ。
すぐには結果が出ない小さな行動を一つずつ積み重ねていくことで、現状が少しずつ変わっていくから。
一見、すぐには結果が出ない行動というのは、地味に見えて、意味のないように思えて、無駄なように思えて、やりたくないようなものだったりする。
けど、それは、自分の偏見で表面上しか見ていないからであって、本当は、結果を左右するほど重要なものなんやで。
重要なものを疎かにしていては、結果なんて出やしない。
すぐには結果が出ない行動というものは、それ一つでは眼に見える結果は出やしない。
とはいえ、数回やったからといっても、眼に見える結果は出やしない。
ある程度の回数を重ねて初めて、眼に見える結果として現れる。
案外、そんなもの。
すぐ結果を求めることで、何度も何度もチャレンジすることを怠る。
何度もチャレンジしなければいけないものと分かれば、面倒くさくなり、チャレンジ自体を止めてしまうことにも・・・
でも、何度もチャレンジをせずに、結果を出すことなんて滅多にない。
ゆえに、少ないチャレンジで良い結果を出そうとするスケベ心を取り除きなよ。
そんなの持っていても、意味がないから。
むしろ、前に進む足枷になっている。
良い結果なんて、すぐには出やしない。
多くの場合、良い結果を出すためには、それなりの時間を要する。
そのため、良い結果を出すにおいては、多くの時間がかかることを、小さな行動を積み重ねる必要性を、認めて受け入れなよ。
小さな行動をひたすら積み重ねた者が良い結果を出すんやで。
小さな行動をするにおいて、重要なことは、人を気にせず、自分がやることに集中すること。
なんせ、すぐには結果が出ない小さな行動というのは、他の人から見たら、おかしく映ったり、変わったり映ることが多いから。
人を気にし、人の視線を意識することで、重要な小さな行動をすることが恥ずかしくなり、やらないことを選ぶこともあるんやで。
笑うヤツがいたら、笑わせておけばエェ。
どんなに笑われようと、小さな行動をやり、積み重ねていけばエェ。
そうやっているうちに、周りの人は笑えなくなるから。
ある程度の時が流れ、驚く程の変化を遂げているのを見て・・・
人の成長をけなすだけで何もやらない人は、時の経過と共に、大きな差をつけられる。
その一方、どんなに人にけなされようと、どんなに人に笑われようと、自らを信じて小さな行動を積み重ねる者は、次第に大きく実力を伸ばし、素晴らしい結果を残す。
時の経過と共に、双方の差は開く一方だが、最初の段階では、そないに差はないもの。
双方に差をつけた最大の要因は、小さな行動を実際に行ったかどうか。
何をするにしても、基本は重要。
基本をちゃんと身に着けてこそ、その上に積み上げていくことができる。
そして、すぐに結果は出やしないが、小さな行動というのは、その分野での基本のようなものなんやろね、きっと。
だから、これを疎かにすると、望む結果が得られないのは当然なことなのかもしれない。
適当な行為をして、素晴らしい結果なんてそう出るものじゃない。
他の人を凌駕するほどの圧倒的な才能や力を持っていなければ・・・
僕みたいな凡人には、そんな圧倒的な才能や力はない。
だからこそ、小さな行動を積み重ねることでしか素晴らしい結果を出すことはできないんよね。
でも、これは、言い換えると、小さな行動を一つずつ着実に積み重ねていけば、どんな人であっても、素晴らしい結果を出すことができる、ということを意味する。
小さな行動を積み重ねれば積み重ねるほど、それだけ、素晴らしい結果に近づく。
このこと自体が、ものすごく素晴らしい。
だって、可能性はあるんやから。
しかも、やればやるほど、可能性は高まっていく。
すぐ結果を出そうとする必要はない。
なんせ、人生はまだまだあるんやから。
のんびりといけばエェ。
何も、早い段階で結果を出すことがすべてではない。
着実に結果を出せる力を身に着け、時間をかけて結果を出したって、大いに構わないんやから。
何も焦る必要はない。
小さな行動を一つ一つ積み重ねて、堅実な道を歩もうではないか。
なんといっても、これが、王道なんやから。
結果なんて、ある程度積み重ねていけば、ちゃんと出るものなんやから。
今は、小さな行動を積み重ねていこうではないか。
それが、将来の自分のためになるんやから。
今は、将来の自分のために、しっかりと力を着ける時期なんやで。
しっかりとした力がなきゃ、結局は、何もできやしないんやから。
力がない者が、早い段階で良い結果を求めて、近道しようとする必要はない。
力ある者がやるからこそ近道になるのであって、力がない者が近道をしようとしても、それは、遠回りになるものなんやで。
なんせ、力がないため、通過することができいんやから。
それに、通過できないところで、足止めをくらったら、もうニッチもサッチもいかなくなる。
それでは、進むどころか、いつまで経っても結果は出やしない。
ゆえに、力がない者は、小さな行動を積み重ねる王道の道を歩みなよ。
実際のところ、これが、近道だったりするんやから・・・
サコヤンの独り言
「小さな行動を積み重ねよう」