ピアノ教える

という仕事を一時は 離れていたこともありますが、トータルすると結構な年月が経ちます


これまで様々な生徒さんとご一緒してきました

その都度私の中で試行錯誤しながらきました。

そして色々な学びがありました


その中でも特に印象に残っている生徒さんについて書いていこうと思います


あくまで私の場合のケースと対処法ですが・・・


まず、
合格しないと泣き始める又はムッとして言う事をきかなくなる
と言う生徒さん(子供)がいます

今までこういう生徒さんは数人います

一度 他の先生とお話ししたことがあるのですが、やっぱりこういう生徒さんはいるようです

レッスンに来て、お家で練習してきてくれた成果を披露してくれるのですが、
(そこまでは機嫌がいいのですが)

一度で合格すればいいのですが、
でもまず一度で合格にはなかなかなりません

途中で何回もつまずいてしまったり
音が間違っていたり
リズムが間違っていたり
指使いが間違っていたり
音楽的な面でも気になることはあったり

なんだかんだはあります

うまくいかない所も、レッスン中にうまく弾けたら合格にすることもあります
でも お家で練習してこないとだめだな っていうことも多いです
その場で弾けても、ちゃんと身について欲しいなっていうこともありますしね

そうするとだんだん 雲行きが怪しくなってきます

目がウルウルしてくる子

合格にはならないとわかると嫌だと言い始める子

合格になるまで何度も何度もレッスン中に弾く子

勝手に丸をつけようとする子

大きい声で泣き始める子

(レッスン室で泣きわめいてじだんだを踏む子もいました)
毎回のように 最後には泣きわめき、
お母様がレッスン室に入ってきてなだめても、合格じゃないと嫌だと言って泣きやまず、お母様も最後には子供を怒って、レッスン室から連れだす
これがほぼ毎週のように繰り広げられていました😅

でも、レッスンには機嫌よく毎週きてくれるんですけどねー

正直に言うと、こういう生徒さんは、レッスン前に私も憂鬱になります
今日は合格出来る演奏だといいなー
なんて願ってしまいます

こういう生徒さんには
なんとかもう一度家で練習してきてくれる気持ちになるように、言い方にもすごく気を使います

いいところをたくさん褒めて
でもここを練習したらもっともっと上手になるよ 
とお話ししたり
部分的にここはハナマルだねー
と楽譜に書いたり
(部分的でも丸がつくと満足してくれるケースもあります)

様子を見て、雲行きが怪しくなってきたら、その子の興味があるお話をして気を紛らわせることもあります

とにかく生徒さんによって反応も違うので、私もあの手この手とその都度考えての対処なのでなかなか大変です

ちょっとぐらい多めに見て合格にすることもあります

でも、とてもこれで合格はあげられないなっていうこともやはりあります

そんな時は、もう一度お家で頑張ってきてもらうよう、なんとか分かってもらうしかないですかねー

親御さんとコミュニケーションをとり、ご協力頂きながらのレッスンです

次回は、
レッスンに来ても、なぜかピアノを弾いてくれなかった子のケースを書いてみたいと思います