野菜と地球と季節とスイッチ | vege forest 野菜の森 〜シンフォニア農法+実践録

vege forest 野菜の森 〜シンフォニア農法+実践録

2020年春から始めた三浦伸章さんのガッテン農法、その後のカジカ氏提唱のシンフォニア農法を参考にした畑のこと。合気道のこと。持病の潰瘍性大腸炎や、子育てのこと

朝晩は冷えるけど

季節はすっかり春へ


畑の野菜たちは

われ先にと言わんばかりに

とう立ちを始めています



ところでこの「とう立ち」


どのタイミングで始まると思います?


畑を始める前は

季節が巡ると

ある程度の大きさまで生長したものが

順に芽吹くのだと思っていました


 けど


どうも、気温が一定以上に上がり

人間にも微かに春らしさの端っこ

みたいなものを感じる頃


 「ある日突然」


 「一斉に」


花芽が立ち

あっという間に

花まで咲き出す💐


大きい野菜も

小さい野菜も

ほとんど一斉に!








👆小さなチンゲンサイもとう立ち


成長の段階を経て

みんなが一定の大きさでとう立ち


 ではなくて


季節気候が一定の条件になると

「スイッチが切り替わる」


 自分の身体を充実させるモード


   から


 子孫に全てを残すモードへ


このあと野菜の栄養素は


少しずつ

最終的に全てを


蕾、花、タネへと移していきます


重さのある花を支えるため

茎は硬くなり


葉っぱは養分を送り出し空になり

食べるには不味くなる


半面、蕾には栄養が集結し

野菜の種類にもよるが

非常に美味✨




これは昨年秋に取り貯めていた

ササゲのタネを脱穀したもの


一粒から、一株になる

全ての情報、設計図が詰まった

エネルギーに満ちた一粒


親の世代が

次の世代の繁栄を願い

「全て」を注ぎ込んだ一粒


 だから


蕾もタネも

とても高い栄養価と

子孫への全力の愛を備えています


 当然


美味しくて身体にもいい❗️


 

春はいい季節だと思う😊