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 宝塚歌劇花組ミュージカル「花より男子(だんご)」(脚本・演出、野口幸作)が15日、東京・TBS赤坂ACTシアターで華やかに初日の幕を開けた。

 1992~2004年に「マーガレット」で連載された神尾葉子さんの同名少女漫画が原作。お金持ちの生徒だらけの英徳学園に通う貧乏一家の少女・牧野つくしが、学園を牛耳る男子生徒4人組「F4(Flower4)」のリーダー・道明寺司から恋心を寄せられるストーリー。2005、07年とシリーズになったテレビドラマでは道明寺を嵐・松本潤(35)、つくしを井上真央(32)、F4メンバーで道明寺の恋敵にもなる花沢類小栗旬(36)が演じて話題になった。

 「花男(はなだん)」の略称で知られる人気作で、アニメや海外ドラマのほか、2016年には舞台化もされているが、今回は「花男(はなおとこ)」=花組の男役がF4を務める初の宝塚版。2番手スター・柚香光(ゆずか・れい)がビジュアルを生かして“オレ様ぶり”を表現する一方、抜けた部分のギャップで笑わせ、道明寺を生き生きと体現した。

 柚香は「数々のダンスナンバーとともに物語が進んで行きますで、タカラヅカならではの華やかな公演になるのでは。急に歌い出す道明寺とつくしはほかにない」と自信たっぷり。「高校生の物語なので、温かく、青臭く、もがきながらのお稽古は、青春を感じるような日々。きっと私の舞台人生の大事な時間になると思う」と目を輝かせた。

 一方、つくしは娘役9年目の城妃美伶(しろき・みれい)が務めた。同級生のいじめや道明寺&花沢からの求愛など、学園生活にほんろうされながらも自分らしさを忘れないキャラクターを、芝居巧者らしく演じた。「この役をいただくために、今までの道があったのかなと思うぐらい。男役さんが演じられるF4にときめきが止まりませんし、お客様にぜひ、牧野つくしになっていただけたら」と笑顔を見せた。同劇場で7月2日まで。