知らないと損しますよ。金の時代到来!! | 元外務員が教える商品先物取引のコツと業界ウラ話!

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このブログを書いていても思うんですけど、やっぱり皆さん、投資のことになるとなかなか興味が湧かない、ていう人多いと思うんですよね汗

でも、何度も言うようですが、知らないより知っていた方が良いと思いますパー


そして、投資に興味を持つ、お金を増やすことを考えることは何も悪い事じゃないんですよグッド!


どうしても、日本人は、投資をすることに尻込みする人が多いように感じますあせる


がめつい人だと思われているように感じたり、

仕事を一生懸命してないように見られたり、

危ないことをしているように思われたり、

日本は窮屈な国ですねしょぼん


良いですか、皆さん

今の自分の貯金、100万の人もいれば、

1000万の人もいれば、1億の人もいると思いますが、

銀行に預けておけば、安心と思っていたら大間違いなんですよショック!


自分は一生、今の会社で働ける、安泰した生活が送れる

と思っていたら大間違い、というのと一緒ですパー


今の時代の不景気で、大量の人員削減が行われていますけど、

悪いことをしたからリストラされたわけじゃないんです。


でも、運が悪かった…では生活できませんから、

自分の生活は自分で守らなければいけないように、

自分の資産も自分で守らなければなりませんグー


もちろん、商品先物取引はハイリスク・ハイリターンなので、

これが絶対良い!という訳ではありません。


でも、金のこと、こういう取引もあるんだ、ていうことは

知っておいて損はありませんので、読んでみて下さい得意げ



今、NY金価格が再び1000ドルを目指して上昇していますアップ


昨年3月に1000ドルに到達後、700ドル割れまで急落していたにも関わらず、この回復ぶりは素晴らしいと思いますキラキラ

ただ、個人投資家にとって大事なことは、その1000ドルが昨年のように一瞬のことなのか、持続性のある大台突破なのか、ということだと思いますかお


その答えになるかどうかは分かりませんが、とても興味深い統計が発表されています。

2月18日の発表ですので、実際に取引中の方はすでにご存知の内容かと思いますが、ご了承下さいね目



以下引用です。豊島逸夫の手帖 より。


今朝の日経朝刊商品面にもすでに報道されているが、WGCロンドンがGFMS社と共同で3か月ごとに発表する金需給四季報である。
今回の対象期間は2008年10-12月。そこで2007年10-12月との比較が興味深い。


2008年3月につけた1000ドルへの行程に於ける金市場内部環境と、今回2009年の1000ドル間近の金市場内部環境の違いが鮮明に出ているからである。


結論から言うと、前年同期比で見て、投資需要が182%急増している(399トン)。
対して、宝飾需要は6%減の538トン。
工業用も10%減の98トン。
宝飾、工業用の落ち込みを、投資需要の急増が補って余りあるという構図だ。


しかも、投資需要の内訳を見るに、すべての金投資商品にわたり購入量が急増なのだ。
まず、金地金退蔵需要。


アジア中東などで金地金現物を長期保有するタイプの買いであるが、これが318%↑=126トン。
次に、金貨(カンガルー金貨などの造幣局が発行する地金型金貨と呼ばれる分野)が203%↑=67トン。
金ETFが、18%↑=94トン。18%という増加率が小さく見えるのは、金ETFは既に2007年時点で活発に売れていたためである。
そして、“その他”という項目が前年同期0.3トンから92.6トンに急増。

ここには現物を預けるタイプの金口座などの現物の裏付けのある他のタイプの商品が入る。


さらに国別に見ると、一言で言って、宝飾需要は世界同時不況で急減しているのに対し、それ以上に各国で投資需要が急増していることが分かる。
インドは84%↑=147トン、

中国は22%↑=103トンと好調だが、
投資需要が主として貢献している内容だ。
中東は1%↑=71トン、
米国は7%↓=100トンだが、
いずれも宝飾大苦戦ながら投資需要が絶好調という具合だ。
そして、トリが欧州。
ここが驚異的とも言える増加を見せている。
投資需要だが、前年9トンから113トンへ1170%の増加率。
ドイツ、スイス、オーストリア、そしてフランスなど大陸諸国が軒並み増えている。


フランスなどは、1980年代から、民間に退蔵されていた大量のナポレオン金貨が放出されてきたのだが、ここにきて新規購入が急増した。


“もう、金なんて古い。金の時代は昔の話。そういえば、うちにも古いナポレオン金貨があるから売ってしまおう”と感じていた若いフランス人たちが、“やっぱり、お爺ちゃんの残したナポレオン金貨が最後の価値の拠りどころ”と感じ始めている証拠である。
歴史的に見れば、金を資産として保有する習慣は欧州に根強く残っていた。
それが、今回、米国を震源地とするサブプライムの津波が大西洋を渡って欧州を直撃するに至り、欧州諸国のソブリンリスクが高まり、ユーロが大幅安。

ユーロ建て金価格は過去最高値を更新。


まぁ、すでに何回も書いたことの繰り返しになるが、このようなマクロ経済環境の中で欧州の金保有が復活したわけだ。
以上、詳細に統計の内容を吟味してくると、2008年の1000ドルに至る行程がNY先物主導型であったのに比し、今回は世界各国で個人投資家の金現物購入が飛躍的に増えていることが分かる。


勿論、今回もNY先物買い残高も508トンに増えているが、例えば金ETFの残高は1251トンにまで急増している。

ただし、今回の需給四季報の対象期間である2008年10-12月の平均金価格は794ドル。
それが今や1000ドル間近。
当然、2009年1-3月の金需要は高値圏でペースダウンすることは間違いない(金ETFという“モンスター”だけは別格だが。)


2008年3月の1000ドル瞬間タッチのような一回ぽっきりの線香花火に終わる可能性は小さいことを、今回の需給統計は示唆していると言えるであろう。
下値では世界中の投資家が口を開けて待っている。
平均価格水準が上昇してきていることに異論はない。



ほんの5、6年前まで200ドル台だった金価格が、

300ドルを超えるのは難しいと言われていた金価格が1000ドルですよアップ


世界ではこんなに注目を浴びているのに日本ではなぜあまり皆関心を持たないのか、不思議なくらいです目


金投資の基礎についてはこちらをご覧下さいダウン

http://www.shohin-sakimono.net/commodity/gold.html


元外務員が教える面白いほどわかる商品先物取引

も参考にして下さいねかおGOOD


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・・編集後記・・

最後まで読んで下さってありがとうございましたエルモ
前回の記事はこちらから ニコちゃん


☆記事発行者:lily
☆公式サイト:http://www.shohin-sakimono.net/


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